以前の大雨と台風の影響で、峠道は折れた枝や石や土砂でいっぱいだった。
台風から随分日にちがたったからドライブしに行ったけど、まだ大量の折れた枝が路面に落ちていて、避けながら走っていた。
そのうち、落ちている枝の1つが車体の下に引っかかった音がしたから、取るために車を止めようとしたらクラッチと変速の動きがおかしくなった。
クラッチが滑って動力がまともに伝わらない上に、ギアのポジション表示も正常に表示されず、−(ハイフン)が表示されたり、おかしな表示をした。
急斜面だから様子を伺うこともできず、ヒルホールドコントロール(後退抑制ブレーキ)が働く。
深夜2時頃、標高930mの圏外で、車も通らない狭い峠道だから、もう助からないと思った。
とりあえず、車体の下に引っかかってる木の枝を取ろうと、シフトレバーをPに入れた時、いつもと違う不自然な感触がして、これはAGSが壊れたと思った。
車体の下を見たら、AGSの稼動部分?に木の枝が引っかかって、稼動部分が動かない状態になっていた。
木の枝を引っ張ってもなかなか取れないし、グリグリと曲げるように引っ張ったら、稼動部分を壊すかもしれないし、もし根元で枝が折れたら抜けなくなるから、なるべくまっすぐ抜きたかった。
抜くために何か使えるものはないか周りを見たけど役に立ちそうなものはなかった。
地面に寝転がって体勢を整えて根気良く引っ張り続けて、15分ぐらい頑張ったらやっと抜けて動くようになった。
帰る途中に、分かりづらい不具合が起きてないか、1速〜4速までの全開加速を数回試したけど、いつも通りの変速をしていたから、現状では大丈夫かもしれない。
今は分からないダメージが残ってる可能性はあるけど。
普通では考えられないところに木の枝が挟まることもあると、今回の経験でよく分かった。
小さな枝でも車体の下に触れる可能性があれば、念のために車から降りて、枝を崖下に投げ捨ててから車を進ませることの大切さを学んだ。
2017年6月23日の日記の時も、何度も車から降りて落ちてる枝を投げ捨てながら走ったけど、それでも2回ぐらい車体の下に引っかかったから、枝はかなり念入りにどけないと想定外のトラブルになることが分かった。
しかし、重要なAGSの稼動部分が、車体の一番下にあるにもかかわらず、なぜ完全にカバーで覆われてないのか気になる。
カバーは付いてるけど、横側はなぜか開いている。
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