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2018年09月19日08:54

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現代の「ハルノート」

中国、600億ドルの米国製品に報復関税へ 24日から
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=5294842



トランプは明らかに「やる気」です。
 
これは既に「ブラフ」や「ディール」の段階ではない。
 
 
米国の対支那輸出高は支那の対米輸出高の半額にも満たない。
 
この時点で、勝負の帰趨はもはや明らかと言えるでしょう。
 
貿易品目の内訳を見ても、支那の輸出産品の殆どは、
 
他国の製品で代替できるものばかり。
 
一方、米国のそれは基幹産業にとって必要不可欠の品目が多い。
 
つまりそれがなくては、支那経済は干上がるものばかりです。
 
日本のマスコミは、米国産大豆への関税引き上げで米国が大打撃と報じていますが、
 
それでも支那国民は、値上がりした大豆を買わないではいられないのです。
 
輸入先は簡単には抑えられないし、何より飢えに直結するからです。
 
更にトランプは、大豆の輸出先を既に抑えているという用意周到ぶり。
 
 
また、見逃してならないのは、対中経済制裁に米国議会は全面的に支持、
 
それに、米国世論が圧倒的な支持を与えていることにも注目すべきでしょう。
 
要するに、トランプでなくても早晩、米国世論はこうなっていたのです。
 
 
わたしは今回のいわゆる「貿易戦争」で、
 
イソップの「牛と蛙」の寓話を思い出しました。
 
大きさを牛と競い合ったウシガエルが、
 
最後には破裂して死んでしまう、という話です。
 
 
近視眼的な日本のマスコミは、この明らかな事実を例によって伝えません。
 
やれ「世界同時不況に陥る」だの「日本経済への打撃」だのばかり。
 
 
実は、アメリカの本音が「貿易不均衡の是正」にある訳ではないのです。
 
要するに、米国に代わって世界の覇権を狙う支那を、
 
足腰の立たなくなるまで叩き潰す、という戦略なのです。
 
「No1覇権国が、No2の台頭を赦さない」という歴史法則が働いている、
 
それをマスコミもいわゆる「識者」も、まるで見えていない。
 
彼等には現代の国際関係を、歴史の文脈で捉える能力が全くないのです。
 
  
遠からず、支那はイソップのウシガエル同様破裂する他はなく、
 
それを防ぐために、支那は裏で敗北を認めながら、
 
「表向き歩み寄り」という体裁をとることになるでしょう。
 
そうなれば、習近平の失脚は避けられません。
 
いわばこれは「21世紀のハルノート」と呼んでもいいかも知れませんね。
 
 

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