mixiユーザー(id:10881945)

2018年09月13日12:12

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ちょっともやもや

法案成立前にはどの新聞社も残業削減を絶対善とした上で法案の内容でその絶対善を達成できるか否かについて記事を書いていたと思うが、いざ成立したら平社員の残業削減を悪いことみたいに書くのは何なのよ。管理職の負担が増えたという弊害の指摘は有益だとは思うが、それを以て平社員の残業削減の弊害みたいに論ずるのはおかしいでしょうよ。

筋道としては、平社員の残業削減ができた。
すると管理職の負担が増えた。
ならば次はまずその状態で管理職の負担を減らすにはどうすべきかに視点を移すべきで、
それがどうしても見つからない場合にやむなく、
「平社員にもう少し仕事を負担してもらわないと負担が管理職に偏りすぎる。
削減の仕方がまずかったかもしれない」
という絶対善の否定に向かう話であって、何も手を尽くさないうちから絶対善の否定に向かうのは定見なさすぎよ。

「残業なしが当たり前だと思っている」

ことを残業削減の弊害の一例みたいに書いてあるが、
それこそ目指したところじゃなかったか?

残業削減を絶対善としていた立場ならばね。

初めから残業削減に懐疑的な立場だったならばこの限りではないけれど、
法案成立前の論調は「本当に減るのか」というものばかりで「減らしていいものか」なんて主張、少なくともマスコミから出たところは見なかったよ。



■ゆとり労働で“働き方世代”誕生? 残業短縮がもたらす弊害
(AERA dot. - 09月13日 07:02)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5286611
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