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2018年08月16日00:51

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こんなタレントの浅知恵程度でイジメが解決出来るなら、とっくにイジメは撲滅していたよ

■はるかぜちゃん、独自のいじめ防止策を提案「いじめ題材の演劇を学校でやって全ての立場を経験する」「クラスは廃止」
(キャリコネ - 08月14日 17:51)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=5244422

元々大した人間だとは思っていませんでしたが
本人のブログも読んでみた上での意見です。

・今の教室よりもデスゲームの方がまし
  この時点で「いじめ」の本質を理解していない事が分かりました。
  共通ルールのデスゲームでも最初に狙われるのは
  襲い易いいじめられっ子ですし、
  いじめる側はそれを煽動します。
  最後に誰が残るかは分かりませんが、
  いじめる側が最初に襲われることはありません。

・学校のシステムを変えろ
  クラス単位の構成は、そこで団体教育を行う為でもあるのです。
  今や「個の時代」とも言われていますが
  子供のうちに団体と言うものを知らなければ
  これから先に誰がそれを教えるのでしょうか?
  小学生に単位制は無理どころか、
  現行のカリキュラムでは選択の余地もありません。
  そして、絶えず同じ者と顔を会わさないからと言って
  いじめが起きない訳ではありません。
  誰かと一緒の授業の前後や休み時間等にいじめは発生します。
  せいぜい一緒にいない授業中にいじめられないかも知れない程度です。
  校則がいじめの原因と言うに至っては笑止千万です。
  「いじめる側まで学校の被害者」
  だなんて、モンスターペアレンツの主張そのものです。

・第三者委員会は信用出来ない
  確かにそれも理屈としては成り立ちます。
  しかし、それに代わるものとして探偵を挙げるとは
  コナン君の見過ぎとしか思えません。
  探偵にどれだけの力量があるのか分かっているのでしょうか?
  それよりも第三者委員会の人選について言及した方が
  余程現実的だと思うのです。

・不登校児に税金を
  言わんとしている事は分からないでもありませんが
  いじめた側が通い続けている学校に税金を投入するのが変と言うのは
  理論のすり替えの典型です。
  いじめられっ子が私立学校に転校しても、
  そこでいじめられない保証はありません。
  それよりも、いじめた者を何らかの施設に収容した方が得策です。
  しかも税金と言うものは限られた金額であり、
  それを思いつきで支出出来る様な資金ではありません。
  「民間の保険でも構わない」と最後には個人の掛け金頼みになる始末。
  これこそ「最後は金目でしょ」の申し子ですよ。

・いじめは犯罪と脅すな
  いじめの中には暴行傷害や強要恐喝も実際存在しています。
  それらを含めて道徳的に解決するよりも
  先ずは「犯罪性の有る行為については厳格に処分する」この姿勢が大切です。
  そして「いじめ」と簡単そうに扱っている社会にも問題があると思います。
  それとは別問題として精神的ないじめについても対処するべきなのです。
  もちろん精神的いじめにより、いじめられた側が病気になれば
  それは刑事事件として立証が無理でも、民事事件として扱えば良いのです。
  いじめにより経済的に大きな負担となる事を知らしめるのも
  予防策の一つと考えます。
  また「悪い事は悪い」と教えられる社会にする必要もあると思います。
  これは社会の頂点から意識改革しないとダメだと確信しております。

・演劇をやろう
  学校で「いじめる側」「いじめられる側」等の役割分担をして
  演劇で認識される。
  これで本当に
  「いじめられる側の苦しみを理解して、いじめが終わる」
  と思っているのならば、もう「いじめについて語らないで欲しい」です。
  いじめられる側の苦痛を知ったところで
  いじめる側は罪の意識に苛まれる訳ではありません。
  逆にもっと過酷ないじめを開発する可能性もあります。

・本を買ってください
  最後の内容は、結局のところ自分の本の売り込みです。
  いじめる側にも事情があるとは言っても
  それで正当化出来るものではありません。
  家庭環境が劣悪なことがいじめに走る原因だからと言って
  本を読んだ程度で何が改善出来るのでしょうか。
  環境が悪いからと言って、いじめが許されるのでしょうか。
  「私はいじめる側にも理解があります」
  それを言いたいだけで、これだけの文章を作ったならば
  その方が立派だと呆れながらも感心します。
  いじめの中には、いじめられる側に問題がある事象も否定出来ません。
  「すぐに暴力を振るう」とか「借りた物を返さない」等が典型でしょう。
  しかし、それはいじめの中でも少数派です。
  学校に於ける多くのいじめは
  「あいつが気に入らない」とか「あいつから金を引っ張れる」
  それだけの原因が多いです。


「タレントにはバカが多い」と思うことはしばしばですが
今般のこのタレントのブログを読んで思ったことは
芸能人が中途半端に言葉を並べると、それを信じるバカが現れる
と言うことでした。

本当にいじめは厄介です。
水面下で行われている行為、教師が見て見ぬふりをする行為・・・
様々な形態があります。
しかし、今の小利口な未成年者には
犯罪すれすれの行為を平気で行う輩も多いです。

いじめの定義はまた難しい部分があるかも知れませんが
今出来ることは、
大人がしっかりと子供を見守り、
いじめの早期発見と早期対策へ果敢に挑むことです。

   「いじめに言い訳をさせない」
   「善悪を明確にする」
これだけでも効果はあるのではないでしょうか?
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