今日、８月２３日からは二十四節気のひとつ「処暑」の時期に入りました。
えー、いまぼくは「"今日から"処暑の時期に入りました」と言いましたね。でも、ニュースなどで「"今日は"二十四節気のひとつ処暑です」という表現を聞くこともありますでしょう。
ここ、ちょっとややこしいんですが、そもそも二十四節気ってどんなふうにできているかというと、まず一年を夏至と冬至という太陽の状態が両極端になる２つのポイントで2等分します。これを、それぞれの真ん中である春分と秋分で分けます。これで4等分されましたね。
さらにそれぞれの中間に立春、立夏、立秋、立冬をいれます、これで八等分。最後にそれぞれを三等分します。８×３＝２４、これで一年が二十四等分されました。一つ一つはおよそ１５日になります。そうして、それぞれの期間に季節を象徴する名前をつけたわけです。
二十四節気は、このように１年を２４分割したそれぞれの期間に名前をつけたものであり、同時に、分割ポイントを指すものでもあるんです。だから「今日は処暑」でもあり「今日から処暑」でもあるんです。このあとのお話のなかでも両方の使い方をしますからね、イヤな予告ですがついてきて下さいね(^_^;)
さてこの「処暑」と言う言葉は「ようやく暑さが収まってくるころ」という意味です。といって、処暑の今日いきなり切り替わるわけではもちろんなくて、処暑の期間をとおして少しずつ秋めいてくるということです。ね、ややこしいでしょう。
そして処暑の時期は天候にも変化があらわれやすいころと言われていて、台風のシーズンでもあるとされています。台風の多い日もしくは風の強い日として警戒が必要といわれる「二百十日」、今年は9月1日ですが、ばっちり処暑の期間に含まれますし、そもそも処暑である今日も、台風が多い日と昔から言われているんです。
ただ、処暑も二百十日も、統計上では必ずしも台風が多い日というわけではないようですが、今年はまさに処暑の今日、先行した19号に続いて20号と、ダブルで台風が来ています。
非常に強い台風20号は、暴風域を伴ったまま、今夜、四国から近畿地方にかなり接近して上陸し、明け方までには日本海に進む見込みということで、遠州地方に直撃はしないものの、大雨の恐れはじゅうぶんありますし、この台風は強風域が広いという情報もありますので、最新情報のチェックをお忘れなくです。
暑さが収まってくるころとは言うものの、じつはこの台風が通過した後はまた晴れて暑さが復活する予想だったりもします。夏休みの最終盤、厳しい残暑をしっかり乗り切って、秋を迎えたいですね。
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と、そんな話題からスタートした2018年8月23日のSmile on Radio木曜日。登場いただいたのは…
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◎Today's Smile
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株式会社ヒーローズアカデミー（
http://www.heros-academy.com）代表取締役で、映画「明日にかける橋」（
http://asunikakeruhashi.com）制作実行委員長の山本泰子さんをスタジオに。
＊いよいよ地元公開が迫ってきたこの映画ですが、公開直前に嬉しい知らせが！日本の文化紹介を目的とした映画祭「第１３回ジャパン・フィルム・フェイスティバル・ロサンゼルス」で「明日にかける橋」が特別賞を受賞致しました！「Appreciation for Emotionally Moving Film」、感動的な映画であるとの評価です。地元公開の強力な後押しになりますね！
＊1989年（平成元年）に弟を事故で失い、それ以来家族は崩壊、辛い人生を歩んできた主人公「みゆき」。ある日、会社の後輩とともに「願いを込めてこの橋を駆け抜けると願いがかなう」との都市伝説がある古い橋を駆け抜けると、弟の事故の前日にタイムスリップしてしまう。みゆきは自分の過去の過ちを知り、弟を救いたいと思うが……。
＊という、いわば平成のバック・トゥ・ザ・フューチャー。しかも、地元公開される今年はときあたかも平成最後の年です。もちろん企画段階ではまったく思いもよらなかったことですが、この映画は平成の歴史を振り返る物語でもあるといえますね。
＊昨年の８月初旬から末まで行われた撮影地は、森町の三倉、蔵ストリート、大洞院。磐田市では駄菓子屋山��屋さん、お金持ちの大豪邸宅、獅子が鼻公園周辺。袋井市では、重要な役割を果たす岡野橋（通称もぐり橋）、法多山、同笠海岸、喫茶店、本屋、袋井商業高校、静岡理工科大学、葛城北の丸、竹下オートサービスなど。もぐり橋付近には記念の石碑も設置されました。ロケ地巡りもおすすめですぞ。
＊撮影中、実行委員のみなさんはお弁当や飲み物持参で毎日ロケに参加。美術部の手伝いをしたりエキストラ事務をしたり、現場の掃除をしたりと雑用も担当したそうです。なんと、川に入って橋にかかるごみも取ったそう。食事も全て手作りで、俳優さん方が「毎日おむすびの中身が楽しみでした」と舞台挨拶などでおっしゃっているそうです。
＊実は今年のふくろい遠州の花火にお父さん役の板尾創路さんがいらして開会式にサプライズ登場してくださったそう。翌日のツイッターで、花火のクオリティの高さや、花火を見る人のマナーの良さをツイートしてくださっています（
https://asukake.hamazo.tv/e8136897.htm）。山本さんが送迎やお世話係りを担当して2泊され「最高の夏休みになった」とおっしゃっていたそうで、嬉しいことですね！
＊９月１日から地元公開がスタート。浜松市ではシネマイーラ（
http://cinemae-ra.jp/）、磐田市はＴＯＨＯシネマズららぽーと磐田（
https://hlo.tohotheater.jp/net/schedule/065/TNPI2000J01.do）、そして静岡市は静岡東宝会館（
http://www.cine-7.com/）。上映時刻などの詳細はリンク先をご覧ください。ららぽーと磐田と静岡東宝会館の初回上映には初主役の鈴木杏さんの舞台挨拶があります！
＊今後、続々と各地の劇場での上映が予定されていますが、映画の宣伝広告費がまだまだ必要な状況とのこと。クラウドファンディングは終了していますが、直接の広告宣伝費支援金のお申し出をお待ちしています。リターン返礼品のご用意もあります（画像のオリジナル扇子もそのひとつ！）、詳しくは公式ブログ「広告宣伝費のお願い（
https://asukake.hamazo.tv/e8133234.html）」をご覧ください。
＊「ご家族でぜひご覧になってください。1回目で遠州のステキな景色、2回目では市民エキストラさんが400名くらい参加しているので知り合いを探し、3回目でゆっくりストーリーを味わってください。父と娘の関係が変わるかも」と山本さん。そして、劇中に出てくる「動けば未来が変わる」という言葉を引き合いに、思い切って動いたことで、現在が少し変わったような気がする、若い皆様もぜひ動いてみてください！と呼びかけてくださいました。本当に素敵な映画が出来上がりましたね！
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◎Happiness Style
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「味ごよみ げんでん」・女将さんの原田ややもさんに「旬のヤリイカと里芋の煮物」を教えていただきました。わあ、なんだか心がほっこり、じんわりするお料理ですねえ。それにしても、イカと里芋って、どうしてあんなに合うんでしょーか…
＊子持ちのヤリイカは冬場が旬ですが、若いヤリイカは今が旬。そして、里芋も今は早生が旬を迎え、これからどんどん美味しくなっていきますよ。旬の食材を使って、手順もとってもシンプルです、ぜひお試しを。おっと、ここにレシピシートの写真が！
https://scontent-nrt1-1.xx.fbcdn.net/v/t1.0-9/39883674_1735589273219083_5518127901196681216_n.jpg?_nc_cat=0&oh=b889121071a4fcbc1739c188eab92ec6&oe=5C06540C
＊げんでんさんは９月１３日に一周年を迎えます！おめでとうございます！美味しいお料理とお酒がいただけるお店ですよ。ブログ記事「日本酒・焼酎沢山仕入れましたよ〜（
https://gendenyayamo.hamazo.tv/e8140055.html）」に掲載されている、静岡県内各地の日本酒や鹿児島・丸西酒造の芋焼酎などなど、垂涎モノ。さらにこれからの季節には秋の味覚・松茸が！お問合わせやご予約は【TEL:053-571-1456】、またはホットペッパー<（
https://www.hotpepper.jp/strJ001185762/）からもＯＫ。公式サイト（
https://genden.owst.jp）やブログ（
https://gendenyayamo.hamazo.tv）、Facebookページ（
https://www.facebook.com/味ごよみ-げんでん-1478952532161814/）もぜひ！
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◎はじまりはいつも、ヒトツの感動から。〜浜松市文化振興財団イベント情報〜
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浜松市文化振興財団</a> 文化事業課の三谷奈菜子さん、>ジュニアオーケストラ浜松団員の菅原伶菜さんと鈴木菜央さん、ジュニアクワイア浜松団員の野呂なつみさんと土川京子さんをスタジオに。「第24回定期演奏会」についてご案内いただきました。
＊毎週土曜日の定例練習に加え、夏休みの時期には合宿も行うなど練習を積み重ねている団員の皆さん。団員は小学生から高校生まで、それぞれ約100名が在籍し、和気あいあいと練習を楽しんでいます。年齢の幅が結構ありますが上級生が下級生の面倒を見てあげているそうですよ(^^)
＊ジュニアオーケストラの演目は、第1部がブラームスの大学祝典序曲とベートーベンのピアノ協奏曲第4番、第2部がドヴォルザークの交響曲 第7番。協奏曲での浜松市出身ピアニスト今西さんとの協演や大学祝典序曲前半のトランペットのコラールが聴きどころとのことですよ！
＊ジュニアクワイアの演目は、シニアのステージでは、世界名歌選「歌の翼に」、「Let’s Sing Gospel 〜Repertory」。ジュニアのステージでは「ことわざうた」「みすゞこのみち」の２ステージ。シニアアステージは誰もが知っている名曲が盛りだくさん、ジュニアの可愛らしい歌声やダンスにも注目です！
＊「ジュニアオーケストラ浜松 第24回定期演奏会」（
http://www.hcf.or.jp/bunka/jojc/concert/#jo）は９月２日（日）、「ジュニアクワイア浜松 第24回定期演奏会」（
http://www.hcf.or.jp/bunka/jojc/concert/#jc）は９月９日（日） 。いずれも会場はアクトシティ浜松中ホールで開場13：00／開演13：30、入場料は全席自由席 一般500円 です。なお4歳未満の入場はご遠慮ください。チケットはアクトシティチケットセンターもしくはHCFオンラインショップ<（
http://www.hcf.or.jp/shop/index.html）にて。
＊素敵なコンサートになることまちがいなし、ぜひ足をお運びください。なお、10月にジュニアオーケストラ浜松／ジュニアクワイア浜松それぞれのオーディションが開催されます。音楽が好きな方、ぜひご応募を、とのことですよ。詳細は公式サイトの団員募集ページ（
http://www.hcf.or.jp/bunka/jojc/member/）をご覧ください。
＊また、今年 11 月にアクトシティ浜松で開催される「浜松国際ピアノコンクール」ではボランティアスタッフを募集中です。 ホールでのチケットもぎりやドア係りをしていただくホールスタッフのご応募が足りない状況とのこと。少ない日数でも結構ですので、ご興味のある方は是非ご応募ください。お問い合わせは【ピアノコンクール事務局 TEL:053-451-1148】まで！
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◎Special Guest
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浜松市出身の作曲家・シンガーソングライター、村松崇継さん（
http://www.muramatsu-t.net）をスタジオに。
（こちらの段取りミスでお写真を取りそびれてしまいました。申し訳ありません！）
＊昨日ニューアルバム『青き海辺のカタルシス』（
http://www.muramatsu-t.net/artist/catharsis/）をリリースしたばかりの村松さん。収録されている楽曲は、ピアニストとして活動していた村松さんが歌を唄うきっかけとなった「いのちの歌」（NHK連続テレビ小説「だんだん」劇中歌）をはじめ、テレビ東京系 ドラマBiz「ラストチャンス 再生請負人」の主題歌と劇伴音楽、テレビ朝日系 木曜ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」劇伴音楽など、テレビドラマでの使用楽曲が。
＊また、映画関係では『メアリと魔女の花』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の劇伴音楽も収録されています。『メアリと魔女の花』は、ちょうど来週の金曜8/31に日本テレビ系 金曜ロードSHOW!「夏のスーパーアニメ祭り」でテレビ初放送がありますよ！
＊このリリースを記念してのインストアイベント、ミニライブ＆サイン会が、オンエア後の６時半からヤマハミュージック浜松店で開催。明日24日(金)にはヤマハミュージック神戸店で同じくミニライブ＆サイン会、さらに26日(日)には代官山 蔦屋書店3号館で大谷亮平さんとのミニライブ・トーク＆サイン会が予定されています。
＊そして9月8日(土)には「村松崇継 LIVE Vol.3 〜青き海辺のカタルシス〜」</a>の開催が決定しています。会場は六本木・東京ミッドタウン内「ビルボードライブ東京」、16:30〜と19:30〜の２ステージです。詳細は【
http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11079&shop=1】をご覧ください！（チケット購入もリンク先から可能です）
＊高校まで浜松にいらした村松さん、今でも浜松が大好きで、東京での活動に疲れることがあると必ず帰省して地元各地をドライブされるそう。浜松は癒やしの場所であり、リセットする場所でもある、とも。そんな大好きな地元のみなさんに、自分の音楽を少しでも知ってもらえたら、と村松さん。みなさん、村松さんの今後のさらなるご活躍に注目です！
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『My Choice Time〜天の光はすべて星』
今週は、夜空にかかる小さな竪琴「こと座」についてのお話でした。
今度の日曜日が満月、今は月が日に日に大きく明るくなっていく時期です。ここ数日は月明かりのため星座はちょっと探しにくくなるんですが、こと座は、そんな明るい月があってもよく目立つ星を含んだ星座です。
その星とは、七夕の織姫でもある「ベガ」。こと座はとても小さな星座ですが、ベガがあるおかげで、見つけるのはとっても簡単です。
ベガは、いまごろの夜8時〜9時ごろ、ほぼ天頂、つまり夜空の真上で輝いています。
この季節、暗くなったころ、天高くきわだって目立つ明るい星、それがベガです。
（この夏は明るい惑星がいくつも見えますが、いずれの空のなかほどまでしか昇りません）
また、これまでなんどもお話ししている「夏の大三角」のひとつでもあります。
夏の大三角を「長い方の三角定規」に見立てた場合、直角の角がベガ＝織姫でしたね。
ざっくり言って、細長い平行四辺形に小さな「くの字」がくっついた、そんな形をした星座です。
星座が表す姿は、小さな西洋風の竪琴を正面から見た図がよく用いられますが、「共鳴ボディがついた弦楽器を横から見たところ」という説（あまり有力ではないようですが）もあるそうです、そんな見方もおすすめですよ。
そして、こと座にまつわるお話は、有名な「オルフェウスの竪琴」の物語。
急死した妻、エウリディケを取り戻そうと冥界をたずね、全霊を込めた演奏と唄で冥界の王ハデスの心を動かし、連れ帰る了解を得たオルフェウス。
ところが、地上に戻る寸前、オルフェウスは「決して振り返ってはならない」という条件を破ってしまい、ふたたびエウリディケは冥界に戻されてしまう…という、本当に有名なお話です。
日本神話のイザナミイザナギの黄泉の国のエピソードに類似性があるのも興味深いですね。
「見てはいけないと言われたものを見てしまい全てをフイにしてしまう」という物語の原型のひとつなのかもしれません。
ではいつものように、探し方画像です。
http://img02.hamazo.tv/usr/t/o/m/tomsan/Lyra_2016-01.gif
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であであ、
お聴きいただいたみなさま、ご出演いただいたみなさま、ありがとうございました！
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