そんな唄、ほんまにあったんか？

恐らくまだ幼稚園にも通ってない頃…

つまりワシの記憶のほぼ最も古い部分やと思うけど…

テレビから流れてきたこの歌詞が
ズドーンと響いてきて覚えてた…

♪空が泣いたら雨になる…

おさなごなので
当然、「擬人法」などという概念こそ無いにしても
「空、泣く、雨」これぐらいのボキャブラリーは持ち合わせてたと思われる(笑)

で、強烈なインパクトを残したまんま
この唄はしばし、ワシから遠ざかる事になる

しばしってどれくらい？






３０年だった！(笑)

例えば「ピンキーとキラーズ」の「恋の季節」ってのも大好きな唄やったけど
こちらはその後もことあるごとに街角やテレビで流されるし
かなり後になっても「懐かしの歌謡曲！」みたいな番組で
最低、年に一度は聴く事になるから
忘れる事はない(笑)



だがしかし！
この渥美清の「泣いてたまるか」だけは
ついぞ聴く事もなく３０年が過ぎてしまった…

そこまでインターバルが空いてしまうと
自分の記憶に自信が無くなってしまうのである

「あれれれ？　俺、『空が泣いたら雨になる』ってのをいまだに覚えてるけど
ほんまにこんな唄あったんか？
長い年月の間に記憶がねじ曲がったんか
どこかのタイミングで何かが狂ったんかな？
そうでもない限り
これまで全く耳にしないなんておかしいやろ？」






これが今なら調べるのは容易い！
「空が泣いたら雨になる」を検索するだけで確かめられる便利な世の中になったけど

これはワシが３５歳頃の話なのだ！
（既にネット社会は広がりつつあったけど
ワシはそもそも乗り遅れてたし(笑)）

その日、店の２tonトラックのエンジンをかけたら
ラジオから突如として流れてきたのだ！

それは約３０年ぶりに聴く
夢にまで見たあの唄だった！

https://youtu.be/chf7mSgCUYw

　　　　　　　　　　　　　　　　終わり

歌詞
http://www13.big.or.jp/~sparrow/MIDI-naitetamaruka.html

木村充揮＆近藤房乃助バージョン
https://youtu.be/-icN_4jXwFM