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2018年07月21日01:18

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ROCK'N'ROLL GYPSIES 2018.07.07 渋谷QUATTRO

それでは7/7に渋谷CLUB QUATTROまでジプシーズを見に行ってきたの
で、大変遅くなってしまったがいつものように感想等書いておきたい。

この日は渋谷クラブクアトロ30周年記念ライブということで、鮎川誠、
山口洋、TOKIE、百々和宏という豪華ゲストを招いてのライブ。決ま
った時から楽しみにしていたが、今回はいつものライブ会場での先行
発売がなく一般発売のみだったので、私が入手したチケットの整理番
号は150番代だった。それでもなんとか頑張って前から2列目くらい
の中央付近の位置を確保する。後ろの椅子席の方から埋まっていった
模様。確かにここの椅子席は一段高いところにあって見やすく、昔は
私も整理番号がいい時には前の方ではなく椅子席を狙っていたのを思
い出した。

私はクアトロは花田さんが「花田裕之&ROCK'N'ROLL GYPSIES」
名義でライブをやっていた頃はよく来ていた。ステージに向かって左
側に大きな柱がある以外は見やすく、キャパ的にもちょうど良くてと
ても好きな会場だった。花田さん以外にもシナロケ、憂歌団、ウィル
コ・ジョンソン、セイント・エティエンヌ、イアン・デューリー&ブ
ロックヘッズ、ミック・テイラー、シャック、エディ・リーダーなん
かもここで見た。一時期は自分が見たいライブというと大体会場はク
アトロだった。

でも、花田さんがここでやらなくなってから自然と足が遠のいてしま
っていた。そういう訳で久々にクアトロで花田さんを見れるというこ
とで、開演前から期待は高い。

開演時刻を少し過ぎた頃に客電が落ち、いつものBGMが流れる中メン
バー登場。ライブは「TRUCKIN'」から始まった。セットリスト
はいつものように最後に書いておくのでそちらを参照してほしいが、
最初はジプシーズ単独ということでいつもセットリストの短縮版かと
思いきや「風の跡」「光」といった久々のナンバーを混ぜており、攻
めている印象。ジプシーズ単独では7曲、約40分くらい。

その後最初のゲストの百々和宏登場。MCで「最年少45歳」と言って
いたのが面白かった。「せっかく俺がやるなら、最新型のロックンロ
ールがやりたいと思った」というMCの後に始まったのはルースター
ズ・ナンバーのオンパレード。「新型セドリック」「GET EVERYTHING」
「C・M・C」という流れは嬉しかったなあ。個人的には「GET
EVERYTHING」が日本語歌詞だったのが嬉しかった。私はこの曲は日本
語歌詞ヴァージョンを先に聴いたので。
その後百々のオリジナルを1曲はさんで二人目のゲストTOKIE登場。
ここで市川は一度引っ込む。始まったのはなんと「ニュールンベルグ
でささやいて」。やはりこのベースラインはベーシストにとっては燃
えるものがあるのだろうか。いや、このルースターズ・コーナーは最
高でした。

ここで1部終了。約15分くらいのインターバルをはさんで2部開始。
2部の最初のゲストは山口洋。「SWEET JANE」から始まったのは意外
だったが嬉しかった。花田さんも一時期この曲よく歌ってたし。
その後「明日のために靴を磨こう」「Old Guitar」「満月の夕」と続
き、最後にベースが市川からTOKIEに交代しての「DO THE BOOGIE」。
いや、良かったです。

ゲストのオーラスは鮎川さん。「ホラ吹きイナズマ」「なまずの唄」
「ふっと一息」「LAZY CRAZY BLUES」「LEMON TEA」「YOU MAY DREAM」
の6曲。いや、すごい良かった。鮎川さんが出てくるとそれだけで鮎
川さんにしか出せない音になるのがすごい。

アンコールは1回。ゲスト全員に市川もベースに復帰してベース二人
での「ヴィールス・カプセル」。いや、最高でした。この曲のイント
ロの凶暴さ、何回聴いても震えるね。

アンコール終了後に小さい女の子が出てきて、客席からの「お孫さん
ですか?」の問いかけに嬉しそうにうなずく鮎川さん。そうか、もう
鮎川さんには孫がいるんだ。御年70歳。いまだにロックンロールして
いるのがすごい。
私は1988年にシナロケ10周年のライブを日比谷野音で見ていて、この
日は花田さんがゲストでずっと出づっぱりと思い出深いライブなのだ
けど、あの時にシーナに連れられて3人の小さい女の子がステージで
踊っていたのを見たのを思い出した。あの時の小さな女の子の誰かが
この子のお母さんな訳で、いや時の流れを痛感するというか、俺も歳
をとる訳だと思う(笑)。

そういう訳で、約2時間30分の素晴らしいライブでした。ジプシーズ
のライブというよりはジプシーズが箱バンのイベントという感じで、
最後の鮎川さんにすべて持っていかれたような気もするが、とてもい
いライブだったのでそれもまた良し。それに花田さんも下山さんも池
畑さんもこういう人のバックをやらせてもほんとうまい。そういう職
人気質のジプシーズを久々に見れたのも良かった。

(文章中は一部敬称を略させていただきました)

ROCK'N'ROLL GYPSIES 2018.07.07 渋谷QUATTRO
(第1部)
〈ジプシーズ〉
01.TRUCKIN'
02.風の跡
03.空っぽの街から
04.光
05.CRAZY ROMANCE
06.You won't be my friend
07.LUCKY LOVE
〈ジプシーズ+百々和宏〉
08.新型セドリック
09.GET EVERYTHING
10.C・M・C
11.(曲名不明)
〈ジプシーズ+百々和宏+TOKIE〉
12.ニュールンベルグでささやいて
(第2部)
〈ジプシーズ+山口洋〉
13.SWEET JANE
14.明日のために靴を磨こう
15.Old Guitar
16.満月の夕
〈ジプシーズ+山口洋+TOKIE〉
17.DO THE BOOGIE
〈ジプシーズ+鮎川誠+TOKIE〉
18.ホラ吹きイナズマ
19.なまずの唄
20.ふっと一息
21.LAZY CRAZY BLUES
22.LEMON TEA
23.YOU MAY DREAM
(アンコール)
〈ジプシーズ+鮎川誠+山口洋+百々和宏+TOKIE〉
24.ヴィールス・カプセル
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