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2018年07月15日23:39

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Yuki Kajiura LIVE vol.14 “25th Anniversary Special” 舞浜アンフィシアター 2018/7/15

2018年7月15日(日)、舞浜アンフィシアターにて、Yuki Kajiura LIVE vol.14 “25th Anniversary Special”に参加いたしました。

vol.14は3公演目の参加になりますが、今回はセットリストの入れ替えが多いので、この日も何が演奏されるかと期待大。

開場17時半、開演18時。

【セットリスト】
01:overture〜ロード
02:lancer and assassin

MC(ご挨拶)

03:longing
04:delete
05:shadows and fog

MC(moonlight melody創作話)

06:moonlight melody
07:everlasting song

MC(歌姫紹介)

08:まだダメよ
09:dream scape
10:calling
11:花守の丘
12:L.A.
13:canta per me

MC(バンドメンバー紹介)

14:fiction
15:vanity
16:key of the twilight
17:everytime you kissed me
18:Point Zero
19:the flower will bloom

MC-5 (笠原さん紹介)

20:The World Is Tumbling Down
21:The Battle Is To The Strong
22:salva nos

encore
01: the world

MC(fiction junctionについて)

02:sweet song

ゲスト:Asukaさん
スペシャルゲスト:笠原さん

スペシャルゲストの登場までのセットリストおよびコーラスアレンジは1日目(6/30)とほぼ同じ。Asukaさんがレギュラーポジションでコーラスに参加。
セットリストの入れ替えは15曲目の「vanity」のみ。

「vanity」は大好きな曲、これまでのライブでは主線をWakanaさんが歌っていました。
JoelleさんのEmilyさん原曲の歌唱の素晴らしさは既にわかっていたので、この曲をJoelleさんが歌ったら、絶対にハマる!ことは間違いない。一方でこれまでのライブアレンジも好きだったので(特にラストにかけてWakanaさんの主メロにKeikoさんのフェイクが重なるところ)、JoelleさんVer.を堪能しつつも(主メロ、フェイクも一人での歌唱でした、原曲アレンジに近い)胸がぎゅうっと苦しくなってしまった・・・・  
以前のツアーで、「黄昏の海」を日替わりでメインヴォーカル変えて披露していたことがありました。この曲も次の公演ではそんな風に聴けたら良いのに。

そしてVol.14では15日が初めてのヴァイオリン=今野師匠。
流石師匠、一味違います!
キレッキレ。これが聴きたかった〜
「longing」 「delete」「 key of the twilight 」。
赤木さんとソロを競い合うように、どんどん烈しく奏でるのが、どちらも本当に格好良い。
聴きごたえありました。

18〜22曲目、本日のスペシャルゲスト笠原由里様ご降臨。
照明は赤。
「何か(不吉なものが)くる・・・」という予感しかない演出。

1,2日目のように舞台下からせり上がり装置で登場されるかと思いきや、最上段ぱっとスポットが当たり、紫のドレスを優雅に翻し、歌う笠原さんの姿が。

天から降臨されるお方なので、下から出てきたりはしないのでした(笑)
一旦歌姫を退場させて、笠原さんの歌唱中に、歌姫4人がせり上がりで登場したら、
従者を召喚する的な絵になったかも、と想像してしまいました。

それまであれほど大活躍していた歌姫も、バンドさんも、笠原さんの前ではちょっと敵いませんでした。

文字通り「別格」。
笠原さんお1人の声で歌姫4人の声を凌駕する。圧倒的な声量、声の圧。
「Point Zero」の「Ah~Ahha〜」というコーラス、身体がぴりぴりするくらいの圧を感じました。

「ラスボス」という表現は失礼に当たるのかもしれませんが、「ラスボス」と呼びたくなってしまう・・・

「the flower will bloom 」→元のメロディーはAimerさんの「花の唄」と同じもの。
ソプラノが、美しさを越えて恐ろしい。

「The World Is Tumbling Down」
タイトルから不吉すぎます。夢の国のお隣で、Fateラッシュのセットリストを組む、いかにも梶浦さん(笑)。
「The Battle Is To The Strong 」ここまですべてFate曲。
ライブお休み期間中に、新曲(Heaven’sFeelのサントラ)とZeroのりアレンジアルバムがリリースされていたので、梶浦さん、演奏したかったのだろうと推察。

フルート参加だから、moonflowerが聴きたかったけれど、またの機会に期待します。

本編の締めはやはりこの曲で「salva nos」。
2日目に歌われた、貝田さんが歌うサントラオリジナルVer. 
そして笠原さんが歌う、梶浦さんのアルバム「Fiction」収録Ver.
どちらの「salva nos」も最高の一言。
ライブには欠かせない曲でもあり、お客さんの盛り上がりも最高潮。
Fateラッシュで鳥肌ふつふつ、恐怖で凍り付きそうな雰囲気から、一気に熱気に包まれました。

「ライブ楽しい〜!」と改めて思いました。

アンコール。
「the world」
今野さんの「the world」聴きたかった!やっと聴けました!!
それだけでもう大、大満足。
今野さんのヴァイオリンソロにひたすら酔う1曲でした。

ラストは「sweet song」初日と同じ。
笠原さんをもう一度お呼びして「farewell song」が来ると予想していたのですが、「sweet song」でした。


MCまとめ

この日のメンバー紹介のお題は、海の日にちなんで「海の想い出」。
ライブ後、深夜の梶浦さんのTwitterで、梶浦さんは海の日を一日間違えていたそうです。(海の日を含む連休中だったので、全く気にならなかったのですが)

Kaoriさん→実は泳げない。小さい頃にバナナボートに乗せされて、放り出されて溺れかけたトラウマ
Joelleさん→秋田出身。海には小さい頃から家族で良く出掛ける。砂に埋められたり、すいか割りしたり。すいか割り後のすいかは、砂まみれで美味しくない・・・
貝田さん→以前はウインドサーフィンなどをしていて真っ黒に日焼けしていた。ウィンドサーフィン中に漂流しかけた。今はやらない。海へ行っても日焼けが怖いので、長袖長ズボン、帽子、マスク、サングラスフル装備。
Asukaさん→去年沖縄でダイビングをした。今度はライセンスを取ってハワイの海に潜りたい。

強様→「エロイのしかないよ」By強様。昔もうそろそろ別れそうな彼女と最後の想い出にと海に出かけたら、ハイレグを着用していて(←当時流行っていた)、そのハイレグ姿のおかげでその後あと1年ほどもった。 いつもストイックな強様が今回意外なエピソードを披露。
Jr.さん→海は好き。波の音からインスピレーションを得ることも。
今野さん→鎌倉、湘南育ち。子供の頃はよく海へ行きお昼寝。
赤木さん→ご友人の渡辺真知子さんとのバハマへ旅行した思い出。きれいな海でぷかぷか浮いてリラックスしていると、真知子さんから「りえちゃん、葉っぱみたい」「一反木綿みたい」と言われた。
是永さん→子供の頃父親が釣りにはまり、釣具店を買収、船を購入。船で釣りに連れて行ってもらった3日後、台風で船が流された・・・・
大平さん→千葉出身。海といえば九十九里。グルメ番組などで海産物の美味しさを「口の中に海の味が広がる」と表現することがあるが、九十九里の海水は塩辛く、大平さんは「海の味」に美味しいイメージがない。
笠原さん→想い出その1、御宿の海で溺れかけた。想い出その2→学生の頃、初めて出来たボーイフレンドとのデート(横浜山下公園)。氷川丸の中を見ている時につまづいてしまい、その時相手の男性が手を差し出してくれて初めて手を繋いでどきどきした。
歌うと「ラスボス」然としている笠原様がなんとも可愛らしいエピソード、しかも地声も可愛らしいです。歌声のギャップが大きすぎます。
梶浦さん→子供の頃に行った海はフランスの北の方。あまりきれいではなかった。
「みんなもっとラブなエピソードが来ると思ったのに、強様がちょっと違う方向で、笠原さんだけだった」と梶浦さん。

*梶浦さんの「声萌え」
「L.A.」は貝田さんの声で冒頭のメロディーを聴きたいがために書いた。
初日同様、メロディーを「にゃ〜にゃ〜にゃ〜」で歌う梶浦さん。
貝田さんから「にゃ〜、じゃないです」(ツッコミ)
梶浦さん「歌詞、なんだっけ」
貝田さん造語で歌う。梶浦さんはそれでもやっぱり「にゃ〜にゃ〜にゃ〜」(笑)

Kaoriさんの「Calling」はDメロの「終わりに怯えて泣いて、終わらない歌を歌った」のファルセットに抜けるところが「萌え」ポイント。

*日本語の歌詞をつけること
白黒の水墨画に紅を引くような「背徳感」「エロティシズム」を感じる、と梶浦さん。
話を聞いていてふと、「五月の魔法」の歌詞が浮かびました。
「海を知らない、こどもが描いた、綺麗な水がほんとうの海」

本当はではないものが、言葉にすることで、その言葉が脳にインスピレーションを与える。梶浦さんの仰りたいこと、感覚的に、ではありますが、伝わりました。
梶浦さんの歌詞、実際の景色のイメージではなく、「言葉」の「表現」の美しさにぐっと惹きつけられること、よくあります。

*「FictionJunction」
「Fiction」=人が創造したもの、というのが梶浦さんの定義。
自然にあるものはそのままで美しいのに、それを人は敢えて、「つくろう」とある意味「欲望」する。
ライブの参加メンバーも、普段はそれぞれの音楽活動に邁進している。
それがひとたびライブとなると、皆集まる=「Junction」(交差点)
梶浦さんの音楽活動を表わす言葉。
ゆえに独立後の新会社の名称も「FictionJunction Music」。

*「音楽」の力
梶浦さんの描く詩やタイトルには「音楽」「うた」「Song」が多く登場する。
それを指摘されたスタッフさんから「梶浦さんは音楽の力を信じているんですね〜」とさらっと言われ、「私は音楽が好きで、音楽の力を信じている」と改めて感じたそうです。


今回のライブの最後、いつものように皆がステージに一列に並び、挨拶をするのですが、
本当に皆輝くような、素晴らしい笑顔で、尊いものを見たような気持ちになりました。
moonlight melodyの創作話で語られた映画のフィナーレもこんな風に、素敵な笑顔で溢れていたのかもしれない。

「音楽」は文字の通り「楽しい」、ライブに参加して改めて、全身で、心で感じました。

次は中野、グランドフィナーレ。豪華ゲスト様全員集合。
楽しみにしています!
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