祖父母の時代は5〜6人兄弟姉妹がザラにいたらしい。
自分の祖父は5人兄弟。
祖母は4人兄弟。
親戚のおじいさんは6人兄弟。
それだけ子供がいれば大人になった時、親の介護の負担は分担できるだろう。
だが昨今では2人兄弟姉妹の時代。
一人っ子だってたくさんいる。
それこそ一人っ子だと大人になった時に親の介護の負担が全てのしかかる。
父と母…2人の介護を1人でやる事になる可能性は十分高い。
仕事どころではない。
介護施設に入れたいのは山々だが、介護施設は足りてないし金に余裕がある家庭じゃないと無理。
要介護者が自分で金払って介護施設に入ろうにも、多額の費用が必要だと最悪の場合、老後破産の恐れもある。
必然的に配偶者が介護に当たらなければならなくなる。
高齢者が多い昨今、介護施設が足りない。
というか介護業界自体が人手不足な気もする。
キツイ、辛い、汚いの三重苦と言われている現状。
それなのに薄給。
それだから、人手不足は解消されない。
しかも職員ですら名前も顔も知らない、施設にも来た事がない上層部の人間の家族等が役員やって役員報酬をもらっている施設もある始末。
さらに職員の休暇すら潰して中身のない会議を休日にやったりする施設もある。
それは補助金目当て。
職員がどれだけ離職しようが…
代わりならいくらでもいると言わんばかりの実状。
慢性的な人手不足だから精神的に問題アリな人間や前科持ちの人間すら介護職員になってる事もある。
複数の介護施設を知っているが、そんな人間を何度も見た事がある。
元チンピラで好き勝手に地元で暴れた挙句、働き口が無くなって介護施設に行き着いたヤツ。
元万引き常習犯で地元どころか街の色んな店のブラックリストに載ってしまい必然的に働き口が無くなり介護施設に行き着いたヤツ。
これは氷山の一角だろう。
俺が知る限りでは…
元チンピラは同僚と揉めて暴行沙汰を何度か起こしてるらしい。
元盗っ人の方は更衣室のロッカーから同僚の財布等をくすねて問題を起こした事もあるとか。
介護施設を増やし、誰でも大きな負担にならないような金額で入れるようにしないと介護離職は無くならない。
それこそ国や市が必要な補助金出してサポートして、根本から改革しないとどうにもならない。
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