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2018年06月05日22:42

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「余花・端午」句 & 6/10(日)句会募集

6月10日(日) 句会開催します。
皆様のご参加お待ちしております。

●13:30 事務所集合
●兼題は「麦秋、麦の秋」「柿の花」の二題です。
●3〜7句つくってきてください。
● 参加費は千円です。
※参加する方のみ 6/9(土)までにメールください。

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前回 5/6(日)の句会
事務所にて 13:00〜
●兼題は「余花」と「端午(矢車、吹流し)」の二題

端午なり子の柔肌に触れる午後
乳飲み子や産毛を撫づる菖蒲の湯
余花愛づるコップ酒なり北の人
余花の色雪の白継ぐ北の彩
武者人形君戦うな人生かせ
日本の風向きいづこ鯉のぼり
初節句有限の生寿げり      花本

江戸っ子の粋はだんまり吹き流し
あれこれを口笛に乗せ吹き流し
矢車に吠えし犬また友を呼ぶ
麻酔前肺活量検査五月鯉
→肺活量検査受くるや五月鯉
バイク旅ワインディングロード余花の雨
深山に抱かる余花に嫉妬せり
余花ありて生かさるること生きること 雅明

君と寝るヘッドライトに余花の雨
サイダーとシラバス抱え余花の宴
勝ち抜けど土俵上がれぬ端午の日
憂鬱な故郷への帰路吹き流し
矢車やドンキホーテと化す雀
矢車が動力となる巨大都市
矢車やからりからりと廃団地  みつを

矢車をかすめ瞬く星ひとつ
吹き流し 五色の風を はらみをり
余花落花 水面の渦に 色添えて
橋下の鯉もどよめく端午かな
鯉おらず 回る矢車 釣る覚悟
余花の枝 雀惜しまず 散らしゆく
鳥追いて 捉えし色は 余花一朶   レイ

名も知らぬ 街にあまたの 五月鯉
五月鯉 我が身も泳ぐ 旅の空
五月鯉 村彩れど 子を知らず
高く飛べ 天を貫け 五月鯉
柏餅 身を寄せ合ひて 大中小
古里の 過ぎし日味はふ 柏餅   tyama

田舎家の濡縁余花を近づけり
かぎりなき山の緑に余花ひとつ
歯磨きの味さえ青き端午かな
初孫の鼻息荒し端午の日
大畑に大鯉幟の影泳ぐ
迷ひ道人会はずして余花に会ひ   橙

戒めを飲み込んでこそ鯉幟
こどもの日従姉妹の子どもももう二十歳
高速に立つ吹き流し大舞台
遺伝子に触る術あり余花一つ
道端に落とした花弁で余花を知る
訴えることでもあるか余花一つ f検定

吹き流し鯉も群れ舞ふサイケ谿
矢車の音懐かしき帰郷かな
矢車の音や幟も跳ね舞へり
矢車や空のあまりに青過ぎて
元箱根余花かざしをり湖碧し
尼寺に置く石橋や余花白く
余花ひとつ震災の地や道遥か ヨッシー

御代田句会 山麓の句座の窓辺の余花明り
平成の最后の端午となりにけり
鯉のぼり平成の風存分に
鯉のぼり宙の大河を溌溂と
句会終へひとりぶらぶら余花刈りに
鐘馗のぼり皇御退位惜しみけり
余花落花わが命終のいつならむ 霧海

矢車よアジアの錦ここにあり
矢車やせっせと回せハムスター
ゴレンジャー大義を秘めて吹流し
ムーン・リバー口笛吹いて端午の日
昇竜の夢は彼方に鯉幟
腕っぷし強きは夢に端午かな
模造刀ちゃんばら楽し端午の日
武者人形闇夜に浮かぶ顔怖し
少子化やのんびり食えよ柏餅
鯉のぼりポール倒さぬ苦心あり
虚ろな目どこ見遣るやら鯉幟
南極1号進歩なき口鯉幟
今度こそさよなら言える余花の雨
密かなる大器晩成余花一輪  サンダル
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