mixiユーザー(id:580466)

2018年05月15日00:37

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ignorance was bliss

二週間経過。ようやく風呂の「他人感」が抜けてきた
家具も大体そろって、あとはソファを待つのみ。
今のところ、プラゴミも生ごみも大型ごみも何もかも
適当にマンションのごみ捨て場に入れてるけど大丈夫なんだろうか
他の人もそうしている様だが・・・

予定より早く自炊を始めてみて、外食が如何に高いかよく分かった。
自分で米炊いて、肉焼いてご飯を作るとこれほど安くなるとは・・
私は社会に出てからの独身一人暮らしを経験していない上に
妻に財布の全てを預けていたから、金銭感覚が大学生のままだ。
何も知らない

予算的には毎日外食しても構わないけど、それだと家を出た意味がない
変わるために私は出たのだ
それにどんな費用が、いつ発生するか分からない。

家のローンにこの部屋の家賃、妻への援助金、子供の学費、通学代、塾代、
固定資産税に自動車税その他の税金、保険、次女のサッカー代、etc・・・
とにかく私の負担がとても多い。自分が選んだ道だから仕方ないけど

これに加えて子供が入院したり、妻の身に何かあったり
何か費用がかかる事があればさすがにちょっとヤバイので、
貯金はしなければならない。
その観点で見ると毎日外食なんて言うのは、やはり贅沢だ

しかしいつまでもケチケチはしない
ある程度の目途が立てば、部屋の四隅にサラウンドを完備する
そして子供が学校を卒業する頃には、もっと高いフロアに
もっときれいな景色が見える部屋に引っ越そう

50までにどこまで行けるか。一つの目標としては悪くない
自分の努力次第ではタワーマンションの最上階だって可能だ。
その為には仕事で結果を出し続けるしかない
それだって十分可能だ。私は自分を信じる

思えば、私は今まで自分の「野望」の為に生きた事がない。
いつだって家族、家族だった。昇給も昇格も結局は
家族に還元されるので「何かのために」と思って働いた事はない。
「家族の為に」でしかなかった

成り上がり的な生き方がしたい訳じゃないけど
絶え間ない目標や目的があってこそ、実存的な生が実践できる
この与えられた生の条件の中で、生き切る事が
私の最大の目標なのだから

自分で稼いで、自分で管理し、自分で使い道を決めると言う
その当たり前の経験が私にはない。そういう意味では
この前入社してきた新入社員と同じだ。
学生の頃も一人暮らしはしていたけど、食事は本当にテキトーで
どこかで「いつか結婚して奥さんに作ってもらう」と思っていた。
だからそれまでは適当な食生活でも問題ないと

その「いつか」も終わってしまった今「食事」と言う行為に
色々と考えさせられる。「食べる」と言う行為も今までと違い
「自分が何を食べているのか」を考える意識が強くなった。
同時に、今まで無条件で得られていた栄養バランスや
妻の内助の功が如何に有難いものだったか、実感レベルで分かった

明日は何を食べようか。どんな栄養を摂取するべきか。
自炊とはまさに「生きる事」なのだと、四十にして知った。
まだまだ私には学ぶべき事がある。何もしらない
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