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2018年06月20日23:36

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実体験

俺の場合、父親がとんでもない暴力おやじだった。

しかし、母親が逃げ場所になってくれたことと、父親が数は少ないけど見せてくれた愛情で、何とか乗り切れたと思う。
ただ、今にして思えば、俺の人生上のハンデの原因の多くは、父親が原因とも言える。

そうしたことがトラウマと言うまでに成らなかったのは、俺自身のとんでもない記憶力の良さも有ったと思う。

3才の時に、大阪万博の会場で見た光景や、2才頃の近所での火事など、今もはっきりと覚えているし、そのころに、両親に両手を引かれて、地下鉄の階段をぶら下がって降りた記憶や、混雑したところで前方を見せるために、父親が肩車をしてくれた記憶も残っている。

そうした父親との良い思い出が数少ないからかもしれないが、物凄く記憶に残っている。

だからこそ、心の奥にトラウマを閉じこめることが無かったとも言えるし、娘に対しても、父親との数少ない楽しかった思い出や、一緒に遊んで欲しかった時のことなどを思い出し、精一杯、娘にはしてあげている。


よく、虐待や暴力は遺伝すると言われるが、そのときの心と向き合えば、子供に同じ思いをさせちゃいけない、子供には、その分の愛情を与えてあげようとなるはずである。
まあ、根本的に子供が嫌いならどうしようもないが。

自分の辛かったことを封印するのではなく、逆行催眠などを用いても良いから、一度真正面から向き合うべきである。


そして、過ぎてしまった時間を妬むのではなく、子供の幸せを共有する事で、自分の辛かった時間も取り戻せるはずである。





■「幸せそうな子どもを見ると腹が立つ」 大人になってぶり返す“虐待サバイバー”の傷跡
(AERA dot. - 06月20日 08:31)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5163770
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