『ジーニアスは止まらない』
脚本:武藤将吾
監督:山口恭平
アクション監督:宮崎 剛
特撮監督:佛田 洋
帰ってきた戦兎
多分、2週間ぶり?
葛城巧から戦兎へと戻った。
物理的に無理な展開のようにも伺えるのだが、それはビルドの中ではそれで良いんだろう。
劇中での大きなアクションがあったとして、大体の1週間ぐらいでまた次の流れへと至るケースが多かったが、今回は珍しく約2週間も引っ張っていた。
仮面ライダービルド
『創る形成する』って意味のビルドだ。
以後、お見知りおきを。
葛城の名乗り、ビルドの最初の頃はこうした口上があったはずだが、それは回数を増していく度にいつの間にか無くなっていた。
このセリフ、そもそも葛城が考えていたのであろう、葛城巧とは心のイケメンか…
葛城と戦兎に大きな違いは、さて対象的な演出が多かったであろうか。
戦兎は陽であるのならば、葛城は陰のある印象を与えさせていた様でもあり、そしてその感じで終わった。
戦兎は葛城から記憶を取り戻し、彼の記憶を持った戦兎となったのかも知れない。
人格も記憶も全て同じながらビルドとしての生き方、ビルドとしてのこれまでが戦兎の人格となって行った。
単純に記憶がなくなった葛城から戦兎へ至った訳だが、万丈や美空との出会いから正義と人の為に戦う事が出来た。
皆から戦兎としての人生を思い出すよう促された葛城は『自意識過剰な正義のヒーロー』としての自分を受け入れ、戦兎の復活と同時に葛城巧の新生で良いのかな。
葛城は自分の記憶が戻っただけなのに戦兎の方が良かった、と言わんばかりの演出は困ったものだが、俺がお前で お前が俺で〜(エグゼイド?)
ふたりは仮面ライダービルド、ってそんな訳ないか。
(続く)
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