私には、何度思い出しても涙が出る、数年前に自殺した知人がいる。
その子の親はおそらく、悲しまない、
今までただで使えた便利な人間を失った損失には泣くかも知れない。
子供を自殺で失ったことを恥じて怒り泣くかも知れない。
でもその子がどんなに苦しかっただろうかと思いを馳せて泣くなんて事はないだろう、そういう親だった。
自殺した人を責める人がいる。
周りの人を一生苦しめる、とかなんとか言いたい放題
私からすれば、周りの人間の冷たさに無能さに腹が立つ。
SOSをキャッチできない無能。
SOSをキャッチしてもさらに(激励などして)追い込む無能。
助けられなかった無能。
相談してもらえなかった無能。
それは私のことも指す。
私は前日に通話したのだ。
私は「助けて」と言ってもらえなかった無能、
二年ほどその子が苦しんでいるのを知っていたのに何も出来なかった無能、
私は無能だったのだ。
死んだ方がましなほど苦しんでいるのを分かっていたのに何も出来なかったなら、自分が死んだ方がましなほど苦しむ時、自分を助けられないということだ。
なんて無能なまま生きているんだろう。
申し訳ない、己の無能さに申し訳なく、泣いても命は戻らないが勝手に涙は溢れる。
これを、あの子に何年も心を傷つけられて迷惑だなんだとは思えない、ただ自分が無能で無力だっただけだ。反省するしかできない。
もっと相談されやすい存在になろう。
人を具体的に助けられる方法を予習しておこう。
一生忘れないよ。ごめんね。
争いが嫌いな、優しい子だったよ。だからきっと私のことも責めないよ。ごめんね。ごめんね。
安住アナが亡き川田アナにかけた言葉を「後悔」し涙
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5130134
ログインしてコメントを確認・投稿する