昼食を食べていると事務のおばさんが自分の後ろの
ﾄﾞｱを開けて入ってきて事務室に入っていった。
急いでいたのかﾄﾞｱは開けっ放し。
機械が稼働している音が五月蝿いので、仕方なく
席を立ってﾄﾞｱを閉める。
暫くして事務室から出て来て、自分の後ろのﾄﾞｱを
開けて出ていった。
ﾄﾞｱは開けっ放し。
機械が稼働している音が五月蝿いので、仕方なく
また席を立ってﾄﾞｱを閉める。
暫くしてまた自分の後ろのﾄﾞｱを開けて入ってきて
事務室に入っていった。
ﾄﾞｱは開けっ放し。
機械が稼働している音が五月蝿いので、仕方なく
またまた席を立ってﾄﾞｱを閉める。
馬鹿なのか、あのおばさんは。
五月蝿いのが分からないのか? 馬鹿だろ。
両手が塞がっていたけど、閉めてくれと一声掛ければ
いい話でしょ。
そう言われて、嫌だとは言わないよ。
無駄に喋るくせに、何故それくらい言えない。
三回目はさすがに、閉めねぇのかよ
と言ってしまった。
あのおばさん、その程度なの?
少し考えれば分かるだろ。
やっぱり馬鹿なんだな。
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