明治31年の定宿帳を入手しました。
これ、3月にご紹介した明治18年の定宿帳とよく似ています。
ただ、奈良のページは全く異なります。
2枚目は明治18年の、3枚目は明治31年のです。
明治18年のでは魚屋佐兵衛が指定旅館です。後年の魚佐旅館ですね。地図も魚屋佐兵衛の旅館が示されています。
明治31年のでは「いんばんや庄右衛門」が指定旅館です。地図もいんばんやが案内されています。
ググってみましたら、上方落語「東の旅」に、奈良の旅籠として、印判屋庄右衛門の名が小刀屋善助と並んで登場していました。有名な旅籠だったようです。
調べるといろいろと分かってくるのは楽しいです。
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