『不幸』という起爆剤

ｊチェンは、ものすごい貧乏から、まさに体を張って今の地位と財産を築いた。
『女だから』『生まれた環境からして恵まれていなかったから』、そうやって
『自分が不幸な訳』を前面に出している限り幸せになれないし誰も助けてはくれないさ。

俺も、俺もｊチェンほどじゃあないかもしれないが、小１から小６までの6年間
毎日毎日、複数のクラスメートから休み時間になるたびに袋叩きにあい、あざと傷を
作り、下校時間にも追いかけられて擦り傷切り傷ばかり作ってた。
授業中は後ろから、画鋲や家庭科で使う針など先が尖ったもので背中を刺されて
血が滲んでた。　痛くていつも泣いてばかりいた。
５年の時には、教室で後ろから蹴られ窓のガラスに突っ込んで頭と両腕に20針を超える
傷を作った。

38の時、発達障害とわかり、タバコをやめ、ランニングと筋トレを始めて、自信を
取り戻せたけど、いじめで受けた傷は、多少軽減しただけでいまの残ってる・・・・
そんな俺も不幸をバネに一念発起して自信と自分の仕事(自営)を手に入れた。
障害を持って生まれた俺かしてみれば、五体満足に生まれて何が足りないのか考えもせずに『助けろ〜』なんて言ってるこの人の姿がおぞましいとすら感じるけど。

世界にはｊチェンや俺なんか、足元にも及ばないぐらい不幸な人たちもいる。
子供の頃から紛争地帯に生まれ、抗えない強い力押し流され続けながら生きなければいけない人たち。危険と知りつつ様々なことで生計を立てている子供もいれば、不幸にして地雷に足や手を奪われ、体の自由を奪われた子供達。　枚挙すればきりがない。

何もせずにすればきりがない。『助けないなんて信じられない』なとと馬鹿な事を
言ってるうちは絶対に誰からも助けてもらえないし相手にすらしてもらえないだろう。
不幸な境遇なのに、負けずに戦い続ける。そういう人を見て人は感心し共感を受けて
助けてあげたいという気になる。
結局この人が言ってることは、『ｊチェンを父親とは思わない』としつつも、
『ｊチェンの娘』であることを匂わせ、『あんな大スターの娘がホームレスなんて
ありえないでしょ？』と甘ったれてるに過ぎないんじゃあないか？





ジャッキー・チェンの隠し子、ホームレス生活を告白
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=8&from=diary&id=5093469