4月15日(日)、大阪のあべのハルカス美術館で「生誕120年 東郷青児展 夢と現の女たち」を観ました。
日本最初期の前衛画家としてデビュー、西洋美術の古典から最新動向までを吸収したフランス留学期、二科会に活動の舞台を広げ、戦後は二科会を牽引した画家として、作品を通じて生涯を取り上げています。
私生活では恋多き男で、心中未遂事件や作家の宇野千代とも浮名を流しました。
特に興味をひいたのは、藤田嗣治との競作壁画も展示されていたことです。
初期作品に竹久夢二美人に似た顔立ちの女性像を発見しました。実は東郷青児は港屋に出入りし、夢二作品を収集していたことを知り、納得しました。
ちなみに私は学生時代に、東郷青児の展覧会に行ったのが美術館お初でした。以来、美術フリークになりました。
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