２０１８年冬アニメレビュー

こんにちは、伝次郎Ｊｒです。
ようやく冬アニメが全部終わりましたので、レビューいきたいと思います。
先に総括すると、今期はまれに見る大豊作でしたね。
去年のけものフレンズの時はもう、最高過ぎて
「あんな最高な気分はしばらく味わえないだろうな」と思ってましたが
今期はそんな最高な作品がなんと2作も出てきましたよ!!!
いやもう、ここ最近冬アニメはダークホースな傑作が多くて嬉しいです。
(以下、ネタバレ注意)











『ゆるキャン△』
今期の覇権&ダークホース一号。
基本、女の子がキャンプするだけの話なのに、なぜこんなに素晴らしいのだろう。
私はインドア主義なのだが(ヲタクだしねwww)
ゆるキャン見てると、すっげぇキャンプしたくなります。
(昔ならアニメ見れなくて敬遠しますが、今はスマホで観れるからな)
きららアニメはどんなに面白くても円盤買ったことはないのに、
初めて円盤を買いたくなる程。
なぜゆるキャンは突然ここまで話題になったのか?
それはけものフレンズの時と同じ
普通に面白かったから。
あと背景と音楽が凄い。ここまで世界を尊く感じるアニメは久しぶりです。
(それもそのはず。音楽はけものフレンズの人でした)
尊い、この一言に尽きる。

「何故寒いのに冬キャンをやるのか?」
「虫がいないから」
そうか!!!www


『宇宙よりも遠い場所』
今期の覇権&ダークホース二号。
個人的にけものフレンズクラスに最高の傑作でした。
正直、観る前は「え?　南極?　なぜに?」でしたが
OP観た時点で「あ、これはガチでいける!!」と直感で感じたのが大当たりでした。
しかし一話で南極のなの字も出てこないので
「１クールしかないのにそこから始めんのかよ!!」と突っ込んでましたがww
終わってみれば、見事１クール内に見事にまとまっており、
人間ドラマが見事に素晴らしくて感無量でした。
たまにこんな傑作が生まれるから、アニメは油断ならない。


『citrus』
百合だ。以上。
百合ものは男が見ると「お、おぅ・・・」としか評価できんwww
前半、主人公が自分の我を貫いての退学騒動とか(あっさり解決したが)
結構面白かったが、キャラの掘り下げが足りなかった気がする。
２クールぐらいやってじっくりキャラ描いた方が面白かったかも。


『ポプテピピック』
　はっきり言いましょう、このアニメ、サイテーですwww(注:褒め言葉です)
これをアニメにしようと企画した人の正気を疑います(注:褒め言葉です)
しかも５分かと思ったら３０分。あまつさえBパートはAパートを声優変えただけでほぼ同じ内容とか・・・
イカれているにも程がある。(注:くどいようだが褒め言葉です)
そういや昔、似たような番組があったような・・・・・・?
あ、思い出した。
『ウゴウゴルーガ』だこれwww　ボブネミミッミなんてモロにそうだし。
今の人は知らないだろうなぁ・・・昔あったんですよ、こんなイカれた番組が。
今期はこれこそ覇権だという人もいるが
私はこれはアニメというより、アニメの形をした別の何かだと思う。


『りゅうおうのおしごと』
なんというタイムリーな・・・
まさかこのアニメをやっている最中に、リアル将棋界であんなことが起こるとは・・・
アンチ「けっ、実際の将棋でこんなこと起こる訳がない」
起こり得ましたねwww
それにしても、知的スポーツなのに男性と女性ってそんなに実力差あるのか・・・
確かに囲碁やチェスでも、女性の名人やチャンピオンって聞いたことなかったな・・・・・・


『刻刻』
思ってたよりも面白かった。
時間が止まった世界での攻防戦が結構白熱しました。


『２５歳の女子高生』
↑５分アニメじゃこのタイトルの設定を生かしきれてない気がする。
せめて１０分アニメにするべきだったのでは?


『タイムボカン　逆襲の三悪人』
いや、すっげぇ面白かった!!　やっぱりアニメはこれぐらい娯楽感満載でなきゃと思う。
前回の真歴史ネタはさすがに子供が真に受けたらマズイと思ったのか
今回はガチトリビアネタできました。いや、それでいいと思う。
豆知識って、役に立たないように思えるけど、偉人や歴史の意外な部分を知ることで
歴史に興味を持つことができるので、教育的にも良い。
続編できそうな終わり方だったので是非三期やってほしい。
・・・しかしこれ、おたすけメカといい、タイムパトロールの設定といい
タイムボカンというよりオタスケマンのリメイクな気がwww


『からかい上手の高木さん』
青春だ!!　青春すぎるわ!!!www
俺もこんな中学生活送りたかった・・・・・・まぁ、無理だけどwww
しかし、こうしてみると日本で日常系アニメが人気あるのは
キャラに感情移入することで
「やろうと思えば出来たけど、結局できなかったこと」に想いを馳せたいからなのかもしれない。
青春なんてその最たるものだろう。
ちなみに高木さんのからかいが上手いのは、なんだかんだでお互いを解り合っているからなのであって、
実際に男子が女子にあんなことされたら、
普通は極端に落ち込むか、極端にブチ切れるかのどちらかなので要注意www
下手したらいじめになる。


『ラーメン大好き小泉さん』
孤独のグルメから始まった『プチグルメもの』もついにここまで来たかという感じ。
プチグルメもののいいところは、基本的に実在している店が登場するため、
「実際に主人公のやったことを再現できる」ってこと。
なので日常ものより感情移入しやすいのだ。
しかし、この作者。たまに絶妙にエグい演出するよな。
あー、ラーメン食いてぇ。


『おそ松さん(二期)』
一昨年の覇者、おそ松は今回も最高に面白かった。
・・・が、今期は腐女子の興味が他へ移ったせいか、すっかり沈静化してしまった。
売り上げも前期の十分の一まで落ち込んだらしい。
面白いんだけどなぁ・・・・・・
「で、どんくらい落ち込んだの?」
「十万が一万に」

・・・・・・

全然売れてるじゃねぇかっ!!!www(ちゃぶ台返し)


『三ツ星カラーズ』
当初は「よつばと!と苺ましまろが休載しがちなので、もう一本児童日常もの作りました」感が強かったが、
今ではアニメ化するほどになりました。
こうしてみると、上野って本当魅力的な街だよね。
東京住んでた頃、もっと遊びに行けばよかった。
個人的にはハロウィンの話が好き。
主人公のいたずらをイベントと勘違いして参加する公園の人たちのノリが楽しい。


『博多豚骨ラーメンズ』
プチグルメものかと思ったら、殺し屋ハードボイルドものだったでござるwww
&ヒロインだと思ってたキャラが男だったでござるwww
いや、思ってたよりも面白かった。
しかし「凄腕の殺し屋に依頼したら、ターゲットがその殺し屋の知人で、返り討ちにされちゃった。手屁っ♪」
な展開多すぎない?www　殺し屋界隈狭すぎだろwww


『ハクメイとミコチ』
今期の癒し系枠。小人たちの平和な日常がとても良かったが、
話題をゆるキャンに全部持ってかれた感がある。惜しい。


『スロウスタート』
今期のきらら枠。原作読んでなかったので気づかなかったが
スロウスタートってそういう意味だったのか。
いつもの日常ものとは思えない重い設定。
中学浪人、しかも原因がおたふく風邪って・・・・・・
そりゃ辛いわwww


『デスマーチからはじまる異世界協奏曲』
今期のなろう枠。デスマーチってそういう意味かいwww
典型的な異世界転生無双ものだが、前期のスマホよりは面白かった
なんでデスマーチはOKでスマホはアカンかったのかと言うと、
前にも言ったがスマホは「タイトルがスマホなのにスマホで無双しなかったから」である。
メインのスマホより、ついでにもらったチート能力ばかりで無双するからアカンのよ。
デスマーチの方は無駄に無双していないから丁度いいのだ。
なんでもかんでも無双すればいいってもんじゃない。


『だがしかし2』
え?　原作最終回なの?
・・・まぁ、駄菓子もネタ切れだし、しょうがないか・・・
放送時間が１５分になって見やすくはなったが、
今度は逆に物足りなさが増した・・・・・・
もう１クールやるか、３期やってほしい。


『オーバーロード2』
なろう枠でも人気作の続編。
前期は２クールだったが、今期は３期前提の１クール。
・・・なせいか、ちと消化不良感が。
理由は簡単、主人公の出番が少ないから。
この作品、主人公だけでなく手下までチートなので
大抵のことは手下がみんなやってしまうから、結果的に主人公の見せ場が減ってしまうという本末転倒なことに。
原作組からの話だと本格的に面白くなるのはここかららしいので
３期に期待するしかあるまい。
それにしても散々話題になっていたリザードマン編。
かなり凄惨な話だと聞いていたのだが、意外とそうでもなかった気が?


『キリングバイツ』
「わー、君は殺し合いが得意なフレンズなんだね」
冗談に聞こえるがマジでそんな話www
だが予想以上に面白かった。
動物の能力を得た獣人同士のバトルが結構白熱ものである。
しかし、この作品のノリ、どこかで見たことあるな、と思ったら
原作者『アラクニド』の人か!!!　どうりで。
続編期待したいが、円盤の売り上げが悲惨なことになっているので、ダメか・・・・・・
そういや、アラクニドはアニメ化せんのだろうか?


『ヴァイオレットエヴァーガーデン』(長いので以下紫庭)
久々の京アニ作品。
やっぱり京アニの作品は完成度が高くで素晴らしい。
クオリテイも高く、話も感動的。
・・・なのだが、周囲の評価はいつもより低い。何故に?
多分、紫庭には「コメディ要素」が全然ないからだと思う。
それまでの京アニ作品って、基本どんな作品にもコメディ要素や「シリアスな笑い」とか多少なりとも入っていたのだが、
紫庭にはその要素が一切入っていないのだ。
そのせいでファンはこの作品に「京アニらしさ」を感じず、違和感を感じているんじゃないだろうか?
実際、海外での評価はすごぶる高いので、京アニの質が落ちたわけではないのは確か。


『メルヘン・メドヘン』
今期一番のガッカリ作品。
おとぎ話を題材にしたバトルもので、
ストーリーとキャラは悪くない・・・が、いかんせん万策尽き過ぎ。
そんなに制作状況悪いのなら放送延長しろよ。
今は亡きシリーズ構成の人がかわいそうだ。

以上、冬アニメレビュー終了!
それでは次は春アニメでお会いしましょう。