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2018年04月05日11:38

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ちはやふるー結びー

4月5日(木)曇り
昨日は、娘と映画「ちはやふるー結びー」を見に行く。

いつもは閑古鳥の映画館だが、春休みにレディスデーも重なってか満員に近い。
母に輪をかけてのうるさ型の娘が、苦虫つぶしたような顔でJCやJK達のマナーを憂う。
いやいや、意外と厄介なのが孫を連れてきてるおばあちゃんだったりするのよね〜と母。
この母にしてこの娘・・・もう少し人間として成長しなさい。

見終わった53歳と24歳の女二人。
サーティワンのアイスをつつきながら映画の感想戦です。
娘「野村周平くんって全くタイプじゃないんだけど、この映画ではすっごくいいんだよね〜」
同感です。

母「この映画はさぁ〜嫌な奴が出てこないんだよ、一人も。全く興味すらなかった顧問の先生(松田美由紀氏)すら良いからねえ。」
娘「周先生にしか見えない!」←娘の高校時代の国語の先生
 余談だが、娘の出た高校の「百人一首部」は全国レベルで、この映画のエンドロールにも名前が出ていた。
娘「在学中にもう少し百人一首部のこと注目してれば良かった・・・」
同感です。文化祭の時も、覗きもしなかったなあ。
娘「かるた、やってみても良かったくらいだよ。」
同感です。従姉んちのFちゃんがやってるって聞いた時も「ふ〜ん」止まりだったもんね〜
次に生まれた時の部活は「かるた部」にする(・・・前は吹奏楽部にするって言ってたよね)

娘「この監督、ちょうど良いんだよね〜漫画が原作の映画にありがちなやり過ぎ感がなくて。
面白加減とか、オシャレ加減とか。
あと、新入部員とか新たな登場人物が増え過ぎじゃない?って危惧したけど、いい感じで収まったしね〜」
同感です。嫌いなタイプの新入部員花野菫ちゃんですら最後可愛いと思っちゃったもんねえ。

母「上白石萌音ちゃんがやっぱ良いのよぉ〜」
娘「そうそう!最後、部長が来るって彼女だけが知ってるんだけど、普通だったら皆に言うだろ!っていう場面でも彼女だから納得するのよね〜」
母「部長が千早(広瀬すず)を好きなこと知ってるのも彼女だけで、でもそれを誰にも言わず一人で秘めてるってのが伏線になって、彼女はそういう子だからね!って納得する。」
漫画の原作知らんけど、このキャスティングは、漫画のファンも納得してるんじゃないの?
母「そしてやはり広瀬すずが可愛い。あの制服から出た足!」
娘「ちょーどいいよね、細過ぎず。」

娘「でも、もう原作には今更手が出せないよね〜」
同感です。もう完結したのかな、と今、検索したら・・・既刊37巻で、未だ連載中・・・
よくこれを3本の映画にまとめたなあ〜

母が少し「あれ?何この既視感・・・」って思ったのが、「3月のライオン」とのビミョーなシンクロ。
今回、新(真剣佑君)の高校の後輩で出てきた女子が清原伽耶ちゃん。
そうです!3月のライオンのひなちゃんです。
それと、名人の周防さん(賀来賢人氏)が、実は視力がどんどん弱っていってて、それを世間には隠してるんだけど、尾行していた太一(野村周平君)が「見えてない?」って気付くところ。
3月のライオンの天才棋士、名人の宗谷さんの耳が聞こえてないことに気づく零くんの「聞こえてない?」

と、だらだらとおしゃべりする母娘の結論。
「ちはやふるは良い!」
高校生の頃に見たかった。
かるたにしろ吹奏楽にしろ放送部にしろ卓球部にしろ、いや、お勉強でも良いのだよ、とにかく熱中するもの、大事にするものがあるのは強い。
そんなことに気づきたかったわぁ〜
と思う反面、今、この同じ映画館で見てるJCやJK達が果たしてどのくらいそういうことを思ったか。
その渦中にいる時には気づかないものなのよ。
ふるさとは遠くにありて思うもの、青春は遠くにありて思うもの、なのである。
24の娘がやっと今、その入り口に差し掛かってきたらしい。
が、いやいや君はまだまだ間に合うから、何か始めなさい。熱中しなさい。

フルートを始めるでもなく、手品を始めるでもなく、母は今夜の晩御飯に筍をどう料理しようか、再々チャレンジくらいのぬか床の塩梅を気にするのである。
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