桜も散って緑が芽吹く春の装いを迎えた相模っ原にてございます
春眠暁を覚えずと云う短歌だか川柳がございましたが正に眠気を誘う昼下がりどころか寝起き時にもグダグダしてしまう今日この頃のアタシでありまする
昨年までのこの季節と云えば五時起床で活動を始めておりましたのに今年の春は六時七時まで床の中でねばっております
目が覚めてるのに起き上がらないと云うか起き上がれないと云うか睡眠不足ではないのに眠気が去らずグダグダしてしまう朝が続いておりますな
夜は九時頃に床に入り「どくだみ荘」を数頁読むうちに白河夜船でございますが夜半の零時頃と二時頃と四時頃に目が覚める毎日でなのございます
この習慣にはすっかり慣れてしまいましたが充分な睡眠がとれたのかと問われるとたっぷりの疑問が湧き上がるアタシでありまする
それはそれとしてアタシ的には珍しくギャオ映画で邦画を三作続けて観ておりました
コトの始まりは1972年東映作品「女囚サソリ」でありましたが荒唐無稽なお話なのに主演の梶芽衣子の美しさにラストまで見惚れてしまいましたな
昨日は昼間っから渥美清が金田一耕助を演じた1977年の松竹作品「八ッ墓村」を堪能して夜は寺尾聡主演の「半落ち」でありました
半落ちの方は今一でございましたが二十年ぶりに見た柴田恭兵が年取って渋い演技をしてたのが印象に残る映画でございます
それよりも初めて見た「八ッ墓村」は横溝正史原作の脚本橋本忍の監督野村芳太郎の渥美清主演で外すわけがない
松竹映画なので寅さん組の俳優が総出で初代オイちゃんの下条正巳にアトムさんも村の駐在役で出演しておりました
邦画に限らず映画は演出やら物語よりも俳優それも主役次第でございますな
ログインしてコメントを確認・投稿する