震災から7年、仕事中に時計を見て心の中で黙祷する
7年前の今頃津波にのみこまれて亡くなった人がいる
大切な人を目の前で失って今も苦しんでいる人がいる
さっきまでいた人がその日を境に
永久に会えなくなる
今年大事なものを失って
初めて実感した
写真に話しかけても応えてはくれない
あの世で再会できるなら早く死にたいとさえ思ってしまう
会いたい、会いたい
他に何もいらないから大切な人に会いたい
どうしようもないのはわかっている
どうしようもない悲しみが襲ってきて
少しまた大丈夫になってを繰り返す
この我慢が一生続く
前向きにとか希望とか
本当にその日を生きるだけで精一杯だ
生き抜くことに価値があるなら
その価値に私はまだ気づけていない
今日が人生最後の日だとしたら
私は何をしなくてはいけないのだろう
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