夕休みです。
昔のカメラは、スピードグラフィックなどの4×5インチのカメラなどでした。
その頃に、ライカが生まれたときに、この35mmのフィルムが、世界を席巻することになるとは、誰も思わなかったわけですね。
見ただけで、フィルムの大きさが圧倒的に違いますでしょう。
ライカに賭けようという人は、そんなに、最初はいなかったと思いますね。
そんな、一人が、ハンガリーは、ブダぺスト生まれ、ペストの方ですが、ロバート・キャパです。
変な名前なのは、ユダヤ人さんですからね。
まぁ、かなり昔に、伝記を読んだくらいで、すっかり忘れてしまっています。
それで、キャパがあまり出てこないです。
ライカの話でありますね。
特に、レンズの与太話でありますね。
あー、昔の3aとか、3fとかのライカの標準レンズは、沈胴式のエルマー50mmF3.5がついておりました。
まぁ、デザインと携帯性は、いいのですが、このレンズがよく写るのは、ちょっと信じられないくらいですね。
まぁ、レンズの良し悪しは、人間の良し悪しに似ています。
逆境に強いレンズは、大変優秀でありますね。
まぁ、晴れた日には、大概のレンズは、綺麗に写るものです。
これが、雨の日に、よく写るレンズは、大変な名レンズですね。
エルマーが、すごいのは、雨の日に撮影したら、最新のデジタル1眼レフのレンズより、よく写りますね。
えー、何が違うの。
レンズの純度が違うらしいです。
同じ材料を使って、普通のレンズの1/10くらいしか、レンズの材料が出来ないらしいです。
そうすると、どうなるか。
カメラやレンズがコンパクトになっても、表現力は落ちないのですね。
そして、機動力は、増大しています。
それを見て、キャバは、写真は、世界の果てまでも撮りに行けるんだ、と確信します。
それで、なんと、戦場カメラマンになります。
戦場カメラマンは、キャバが第1号ですからね。
世界の果てまでもというか、弾丸飛び交う、戦場で撮影して、戦争の悲惨さを訴える、というキャバのスタイルは、ものすごい、影響力がありましたね。
それで、あのイングリッド・バーグマンさんが、キャバに夢中になってしまいました。
イングリッド・バーグマンさんは、お医者さんだったかな旦那さんと、子供がいて、まぁ、良妻賢母みたいな、だいたい、スウェーデンは、ルター派みたいな、極めて、真面目な国民性で、世界的に知られています。
ノーベル賞は、スウェーデンが運営しているから、信用があるのだとも言えますね。
その、極めて真面目なイングリッド・バーグマンは、映画カサブランカに出演しています。
ハンフリー・ボガードさんのセリフは、いちいち、かっこいいですね。
君の瞳に乾杯。
昨日?そんな昔のことは忘れた。
明日?そんな先のことはわからない。
そして、ピアノで、アズ・タイム・ゴー・バイが流れた日には、カッコ良すぎますよね。
本当に、あの映画は、すごいです。
でも、あれは、プロパガンダ映画なんですね。
反ナチの映画なんです。
極めて、政治色が強いです。
ハンフリー・ボガードと、イングリッド・バーグマンは、昔の恋人です。
確か、一緒に街を出るはずが、イングリッド・バーグマンは現れず、一人ハンフリー・ボガードは、カサブランカに流れ着きます。
そんなところに、イングリッド・バーグマンが現れます。
しかも、別の男と一緒であります。
さらに、呆れ果てた話に、私はどうなってもいいから、この男を助けて、逃して欲しいと、ハンフリー・ボガードに懇願するのですね。
ハンフリー・ボガードは怒り狂うわけですが、それでも、最後に、昔の恋人を今の男と一緒に逃す訳ですね。
その男には、モデルがいまして、クーデンホーフ・カレルギー伯爵だといわれています。
クーデンホーフ・カレルギー伯爵は、お母さんが、日本人さんで、ミツコさんですね。
お父さんは、確か外交官で、日本の大使館勤務のときに知り合ったのかなぁ、
クーデンホーフ・カレルギー伯爵は、汎ヨーロッパ主義とか主張します。
ものすごく、変なのです。
そりゃ、遥か昔の、ローマ帝国の時代なら、ヨーロッパは、一つかもしれません。
ハプスブルク帝国の時代は、ハンガリーまで、一緒だったんですから、一つだったかもしれません。
でも、フランスとドイツは、アルザス地方は、本当に、戦争していない時のが珍しいくらいですから、ヨーロッパが仲良くしないとならない、といわれると、???になりますよね。
これは、おそらく、お母さんから、江戸の庶民の知恵の、共存共栄、の思想が流れ込んでおりますね。
まぁ、そんなこんなで、イングリッド・バーグマンさんは、意外と、政治にも興味はあるようです。
まぁ、理想主義的な性格なんでしょうね。
それで、キャパに惹かれたのは、わからないでもないです。
写真で、世界を動かしている、キャパを目の前で見て、話を聞いたら、もう、駄目なのかもしれません。
しかも、キャパ、いつ、どこにいるか、まるでわからないですからね。
しかも、大概は、戦場にいますからね。
まぁ、キャパは、戦場で、銃弾に当たって死んでしまいます。
そのときの、イングリッド・バーグマンさんのぶっ壊れぶりはものすごく、離婚して、変な映画監督と再婚してしまいます。
まぁ、映画に出てくる女優さんで、過去、1番美人だったのは、と投票させると、それは、おそらく、イングリッド・バーグマンが、選ばれるだろうと思います。
そのイングリッド・バーグマンさんの最愛の男が、ロバート・キャパさんですからね。
1900年くらいに、ブダペストに生まれた、ユダヤ人たちは、どんだけすごいんだと驚きますよね。
ものすごい、教育を受けてきたようなんです。
ひとことで言ったら、スパルタ教育かなぁ。
世界一、ハイレベルな教育を、叩き込むかんじですかねぇ。
ごく普通のうちの子の、キャバが、イングリッド・バーグマンに惚れられるというのは、想像も出来ないかと思いますね。
まぁ、最後は少し、キャパにも触れることが出来て、よかったなお。
あー、ベッキーさんも、キャパにあったら危ないと思いますね。
と、ハンガリーを旅したベッキーさんに思いますね。
それにしても、なんで、ハンガリーを選んだんだろう。
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