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2017年12月23日09:53

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個人的な映画オールタイムベストテン

今まで観た映画から、オールタイムベストテンを選んでみた


1『羊たちの沈黙』ジョナサン・デミ監督
2『blue』安藤尋監督
3『早春』イエジー・スコリモフスキ監督
4『生きものの記録』黒澤明監督
5『空飛ぶゆうれい船』池田宏監督
6『ダークナイト』クリストファー・ノーラン監督
7『マトリックス』ウォシャウスキー兄弟監督
8『ブルーバレンタイン』デレク・シアンフランス監督
9『月光の囁き』塩田明彦監督
10『永遠の愛に生きて』リチャード・アッテンボロー監督


順番は一応付けたけど、順不同っぽいところもある
ただ単に観て面白かった映画なら『用心棒』とか『ショーシャンクの空に』『ゴッドファーザー』『ジョーズ』とかを選べばいいんだろうけど、やはり自分の人生と関係のある映画・ボクがこだわり続けている映画を選んだほうがいいと思いました。


『羊たちの沈黙』異常な頭の良さゆえに周囲を見下し愛を拒否して引きこもっている男が、女性と恋愛して「世の中そんな捨てたもんじゃない」と思って社会に再び出ていく。「ぼくのかんがえたさいきょうのキャラ」は大抵、愛を拒否しているがこの映画では愛を知るところで終わるというところが他の作品と一味違う。

『blue』ボクは男だけど、高校生の頃すごく好きな男の人がいて、それがこんな感じだったのだよ。どうやって生きていくか、このままではいけないなあと思っている時に「こうありたい自分」をその人の中に見て好きになる気持ちが上手く描けている。『シンゴジラ』が流行る前から市川実日子に注目していた。市川実日子の最高傑作のひとつだと思う。

『早春』これは大学に入ってからの恋愛がこんな感じだったなあ。リバイバル上映されるみたいなので、時間があったら観たいと思っている

『生きものの記録』核戦争への恐怖でぶっ壊れていく男。この主人公もボクだ。統合失調症で、警察や警備員や子ども見守りたいが怖くて一時期ぶっ壊れていた。一歩間違えばこうなっていたのかなあ、と思う。

『空飛ぶゆうれい船』子ども向け映画でわかりやすく反米・左翼思想を植え込もうとするのがすごい。すっかり洗脳されて今に至る。

『ダークナイト』ピロウズに対してボクが思っている気持ちが表現されているように感じた。ジョーカーの「人は信用に値するか」という気持ち。「わかるよ、キミ!」って言いたくなる。ヒース・レジャーは役を抜くってことができなかったんだろうなあ。「お前がいなければオレはただのこそ泥で終わっていただろうよ」という台詞があるけど、ピロウズがなかったらボクもそうなっていたのかもしれない。

『マトリックス』レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの思想をハリウッド超大作SFアクション映画にしようという発想がすごい。続編はイマイチだったけどね。思想的な影響を受けた。

『ブルーバレンタイン』この主人公もボクだ。ろくに働きもしないで朝から酒を飲んでいる子煩悩な男と看護師の妻。離婚して、幸せだった時代の映像が花火で上がるシーンは泣ける。

『月光の囁き』映画と自分の人生をリンクさせて考えるようになったきっかけの作品。フェティストでマゾで変態の男が愛する女性をサディストの恋人にしていくというのはそういう人間の夢だよね。

『永遠の愛に生きて』これは『羊たちの沈黙』からサイコ・サスペンスの要素を抜いたような作品。主人公を演じるのは共にアンソニー・ホプキンス。童話を書いていたり、小さな世界で王様のように暮らしていたり、愛について語っていても愛についてなにも知らない男。人にすすめられてみたけど、自分と似ているところが多いなあ。
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