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2018年02月09日14:10

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「堂島大橋」12日から、2年間通行止めに。老朽化進み、大幅耐震工事に着手!!歩行者と自転車は通行可能。

人・自転車は通行可
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 大阪市は中之島の西部・堂島川に架かる鉄橋「堂島大橋」(橋長約76メートル)を12日深夜から約2年間、車道を通行止めにして大規模な改良工事を実施する。太平洋戦争末期の大阪大空襲にも耐えたが、架橋から90年が過ぎて老朽化が著しい。地盤沈下などの影響で桁下の空間が狭くなり船の航行に支障をきたしており、床板や床組みなどを全面的に交換して長寿命化を図る。幹線道路を長期間通行止めにして改修する異例の工事となる。

架橋90年で大規模改良

 大阪市などによると、幹線道路のあみだ池筋に架かる堂島大橋は、明治時代初期にできた木製の橋が始まり。1927年に鉄橋に架け替えられた。周辺の地盤が軟弱のため、基礎工事で地下25メートルまで掘り下げ、くい900本を打ち込む難工事だったという。

 今回の工事で、12日午後10時から2020年1月末まで車やバイクの通行ができなくなる。歩行者や自転車、車椅子は通行できる。

 総事業費は約14億円。特徴的なアーチ部や橋台部はそのまま残しながら、コンクリート製の床板や支える床組みなどを全面的に交換する。床板を薄い材料に替えて地盤沈下を抑え、桁下を広く保って船を航行しやすくする。

 市は迂回(うかい)路として仮橋を造る方法も検討したが、用地買収などに多額の費用と年数を要する。また、片側だけ車を通行できるようにして工事をすると、大型車が通る際の重みでバランスを崩し、橋が損傷する危険性も否定できないという。周囲には迂回路となる橋が多い事情もあり、車道の通行止めを決めた。

 市の担当者は工期が長期間に及ぶ理由を「アーチ部を残すため作業範囲が限られ、歩行者や自転車などの通路や船の航路を確保しながらの施工になる」などと説明している。

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