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2018年02月06日18:41

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寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。

先日、こんな作品に出合いました。
フォト
原作:三秋縋さん 作画:田口囁一さんの作品
『寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。』(集英社)

何もない部屋で暮らす青年 クスノキは
生活に困り、僅かに残された本とCDを売ってお金にし、
食費にでも当てようと思い、
古本屋とリサイクルショップに行きました。

最初に訪れた古本屋の老店主から
お金に困っているなら
寿命を買い取ってもらえる店を紹介され、
そんな店が本当にあるのか疑っていたのですが、
次に訪れたリサイクルショップの店員からも、
同じ寿命を買い取ってもらえる店を紹介されます。

信じられない・・・と思いつつも
足が自然とその店へと向かい、
入ってみると、そこには1人の女性がいて、
寿命を買い取る査定をしてくれたんです。

クスノキの寿命は30年と3ヶ月あり、
査定額は1年につき1万円だったんです。

3ヶ月の寿命を残し、30年分の寿命を売り
30万円を手にしたクスノキなのですが、
寿命を手放した人間が自暴自棄になることもある・・・
ということで、査定をした女性「ミヤギ」が
監視員として一緒に暮らすことになったんです。

残された3ヶ月の寿命をクスノキが
どのように使うのか・・・
かなり気になる作品になっています。

実際に「寿命」を買い取ってもらえるなら
自分ならいくらになるだろう・・・
なんて思いながら読んでいたのですが、
「幸福度」「現実度」「貢献度」など、
どれだけ満たされているか・・・により
査定額が変わってくるようなので、
僕の場合、かなり低いかも・・・^^;

コミックは3巻で終わっていて、
個人的にかなり引き込まれてしまった作品だったので
三秋縋さん原作の『三日間の幸福』も近いうちに読むかも・・・

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