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2017年10月29日18:51

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農業と福祉の連携研修会

昨日、JA花咲ふくい芦原農業会館で行われた「農業と福祉の連携研修会」に参加しました。
一般向けか?と思いきや、関係者や業者向け?のようでした。もちろん一般の方もたくさん来られていましたが、企業の方や市や県の方、あわらや坂井市の農業関係の方が多かった感じです。

今回は3回目(3年目)で、演目は「これからの農福連携の課題と展望」「障害者と支援農業〜神戸からの提案〜」「私の思う農福連携と新たな村づくり〜新潟県長岡市の山里から〜」、その後のシンポジウムでは「多様化する農福連携の在り方を探る」でした。
内容があまりにも多く時間がない中、質疑応答の時間が十分とれなくて、質問したい方は少し心残りもおありだったと思いますが、私は知らないことがたくさん分かって非常に勉強になりましたし、行政も内容をかなり練って時間をかけてここまで進めてきたのだということが分かり有り難いなと思いました。行政のすることには、矛盾が多かったりどんくさかったりもするのですが、自分たちの知らないところでこのようなすばらしい取り組みも進められていたことに感動しました。

今年度、全国のうふく連携協議会が発足しました。各地で農業と福祉を結びつける取り組みが全国に広がりを見せています。福井県では、あわら市・坂井市が進んでいるようですが、それというのもあわら市の農業における高齢化や後継者不足を危機に感じ、NPOピアファームやCネット改めあわら農楽ファームなどが立ち上がり、いち早く障害者と農業を結びつける取り組みをはじめたから?だと思います。高齢化や後継者不足で悩んでいる農家はたくさんありますし、あまっている農地をどうするか?行政も頭を悩ませていたところにこのような取り組みが広がりを見せていることはいいことだと思います。

人口がどんどん減っていく時代に入り、障害者も生活者の一人であり、多様性を認め共生・共存が叫ばれている中において、障害者という人材も非常に重要であると考えてもらえるようになったのではないか?と私は捉えています。
神戸市西区のNPOアゲインの竹本先生、長岡市のNPOウネの家老先生のお話は素晴らしかったです。
福井でも素晴らしい広がりを見せていますが、ますますこのような取り組みが広がっていくことを願いたいです。

キーワードは「のうふく」です。二つ目のキーワードは「適材適所」だと思います。
誰にでもできることはあると思います。できることがあるはずなのに与えてもらえなかったという歴史が長いですが、これからはそういうことなく、どんな人でも働きたい人には働く場所があるというお話が聞けて嬉しかったです。

まだ「のうふく」についてご存じでない方は、ぜひ「のうふく」で検索してみてください。うちの子は農業には向いてはわ!と思われずに一度調べてみてください。
ひと口に農業といっても、田畑での農作業から収穫・加工・出荷・販売に至るまで多くのプロセスがあります。子どもさんの将来に向けてのヒントが何か見つかるかもしれませんクローバー

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