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2017年11月04日22:01

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眼中ニ無シ

急遽、11月3日に出動した。

快晴、今日は暖かくなるそうな。
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午前7時、何時もの様に「どんじょいわな号」登場
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向かうは先週に引き続き鬼首の浦島沢の第一ぷうさんコース。
鳴子から旧108号を進むと、ダムサイトは紅葉の真っ盛り
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第一ぷうさんコース入り口着。紅葉の葉はもう既に半分ほど散り、時折の風に美しく舞っていた。
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装備を整え、浦島沢を渡る途中で、どんじょいわなさんの何時もの木で、本日の第一ムキダケを発見、採取に掛かる。
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第一ぷうさんコースに入り、二手に分かれて探索開始。
どんじょいわなさんは右岸を奥に進み、おらは沢身に降りて少し下った何時もの木で第一ムキダケを発見、無線で報告して採取に掛かる。
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ここで腰の籠に半分ほどになる。
その後ゆっくり左岸を上流方向へ探索開始。
ちょぼちょぼとムキダケを追加採取しながら進む
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途中で見掛けたきれいに真っ赤な知らない実
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何度かムキダケの小当たりに遭遇しながら、なおも上流へ。
今年は大当たりに遭遇しないなあ等と思いながら採取&遡行を繰り返す


入って少しの間はまあまあだったけど、上流に進むに連れて、キノコを見掛けなくなってきた。
我慢して遡行を繰り返すが、まったくキノコに遭遇しない。
無線を飛ばすと、右岸のかなり奥の方まで遡ったどんじょさんも同様らしい。

さらに遡っても状況が変わらないので、右岸に移って山際を戻る事にする。
無線でその旨を伝えて、移動する。
どんじょさんももう少ししたら戻りにかかるそうな。

100メートルと降らずにムキダケの小アタリに遭遇。
採取しているとどんじょさんが降りてきた。お互いに右岸と左岸を交代して探索しながら降る。

10分ほど降って、沢から高度15メートルぐらい上がった斜面の倒木に中アタリを発見
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ここで一気に採取量が増えて、1袋満タンになった。
キノコをザックに移して移動再開。背中に掛かる重さが心地よい。
下降途中ですっかりナガレたナラタケと遭遇。
あまりにも典型的なキノコのナガレた光景だったので、記念に激写する。
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ぷうさんコースの入り口まで降ってきた。
無線を飛ばしてどんじょさんと合流、車へ戻る。
今年はぷうさんの痕跡との遭遇ナシ。上流へ進むほどイノシシのヌタ場だらけになっていた。
車へ戻ってキノコを下ろし、さてどこかでもう1ラウンドという事になった。
他へ移動するのもな〜.......という事になり、今度は浦島沢の左岸を上流方向へ探索する事にした。
ぷうさんコース入り口へ向かう途中から、浦島沢右岸のブッシュに飛び込んで、上流方向へと探索する。途中でいくつかの低い尾根を越えながら、沢際から山際までを行ったり来たり。

今年のキノコ具合がそうなのか、ドカンと纏まって発生している事は無く、ちょぼちょぼと少量ずつの採取を繰り返す。尾根と尾根の間の。沢と呼ぶほどではない切れ込みに遭遇するたびにどんじょさんが、「ちょっと奥見でくっから」と無線をくれて探りに行く。そんな事を2度3度と繰り返しては浦島沢右岸地帯を上流方向へと蛇行しながらの探索を繰り返す。


どんじょさんが「まだの切れ込みの奥、見でくっから」とくれた無線に「あいよ!」と返して切れ込みの入り口の小藪を越えて、前方に延びる小尾根の段斜面の裾に出た時...............
おらの前方30メートルほどの段斜面の途中に、真っ黒くて丸く見える物があった。

???何だべ??
丸い物が右を向いた。
顔が有る。
でっかいぷうさんだなあ。おらよりも少しデカイぞ。
ぷうさん、犬の様に地面をしきりに匂っている。
このまま右に進まれるとどんじょさんが入って行った切れ込みに入るなあ。
どんじょさんに無線を飛ばす「今、おらの前30メートルぐれのどごさ、でっかいぷうさん居るんだげっと、なじょすっぺ?今右を向いでるんで、このまま進まれっと、どんじょさんの方さ行ぐよ」

歴「爆竹鳴らすすか?」
ど「待って、んだらばおらも鳴らすがら」
歴「準備完了、んでセットすたら声掛げでけさいん」

こんなおら達の会話も当然聞こえているはずなのだが、ぷうさん少しも動ぜず右に左にゆっくりと地面の匂いをかいでいる。
おらの姿だって、当たり前に見えているハズなのだが?
やがてどんじょさんからセット完了の無線が入った時、ぷうさんは尾根の上の方へ向きを変えて相変わらず地面を匂いながら日向へゆっくり移動し始めた。
キレイだなあ!日向に出ると、漆黒の毛がガラス細工の様にキラキラ光る。
歴「ぷうさん、尾根の方さ向ぎ変えだがら、そっちさは行がねべげっとも、念のために鳴らスておぐすぺ。点火します!」

って火をつけた。
おら、以前にマイミクゆんぼさんの動画で見たぷうさんを思い出して、爆竹鳴ったら飛ぶ様に逃げるべなあって思いながら火を付けた。
数秒後、タイミング良くおらとどんじょさんの爆竹がパパパン!!と3連発で鳴り響く。

アレ?ぷうさぁ〜ん、今の聞こえたでショ。あせあせ(飛び散る汗)
ぷうさんは相変わらず地面をクンカクンカと匂いを嗅ぐさなな動作を続けながら、ゆっくりゆっくり段斜面を登り始めた。

おいおいおい、驚かないんかい!
歴「逃げねぇ〜、んでもゆっくり尾根ば登り始めだよ」
やがてぷうさんは尾根を越えておらの視界からやっと消えた。
どんじょさんに無線で様子を伝えると「んで、おれ、切れ込みの奥の倒木チェックして来るがら」との返信アリ。(笑い
この間、遭遇から5分以上経過です。

歴「んで、おれ、ここで待ってっから」と返して、待ちながら思った。
あのぷうさん、もし喋れたら「はいはい、其処さあんだ達居んのは解ってだがら。五月蝿ぐしねくたって、おら居ねぐなっから、待ってらいん」って言ってきたべなあって思った。
いや、しかしキレイなコロコロづいでっけぇぷうさんだったなあ。

待つ事しばし、どんじょさんが採取を終えて降りて来た。
時計を見るとお昼。
まずはメシにすっぺ!と二人ともおにぎりをパクつく。

食後は遭遇したポイントから少し沢身寄りに降ってから、浦島沢右岸の探索遡行を再開して、終点の踏み跡道に到着。
浦島沢を渡って、林道に出て、車へ戻ってまいりました。

本日のおらの収穫
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家に帰って来て計ったら、6キロ半でした。

今日はキノコの下処理に午前中いっぱい掛かりましたとサ。
いやぁ〜それにしても、昨日はイイもん見せてもらったワ。

実に堂々とした美しいぷうさんでございましたゾっと。
写真を撮っておかなかった事が本当に悔やまれるなあ。  ^^ヾ


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