今仕事でやっている業務で、年に1回ないし2回程度しか発生しない業務を遂行していた。回数こそ少ないが、その分ボリュームがある。先日ようやく目処が立ち、一息つけたところだ。そろそろ決算期に向かっているだけあって、業務量もそれなりってところ。
この業務は、H先輩と二人で遂行していた。H先輩は、ハッキリいって仕事が早いうえに正確だ。俺より一回り年上だから、当然っちゃ当然か。
個人情報を扱う仕事でもあったので、珍しい名前だな。とか、なんでこんな企業名にしたんだろうな。とか、この地名の読みがわからんとか、適当とも言える話をしながらこなせたので、そんなに疲れはしなかったな。
そして今日、自分のデスクで作業中、話しかけられる。ちなみにHは、上下関係なく丁寧語で話す人。丁寧語で話す人には、丁寧語で返すのが流儀だと個人的には思っている。
H「ちょっと、これを見てもらいたいのですが。」
俺「これは、なんですか?」
H「先日の作業のマニュアルを作りました。今年、新卒の方がこられるので、この業務に初めて携わる人に参考になれば、時間が効率化出来ると思ったので。」
俺「それは…その通りですね。」
H「一応見てみて、何か不備やわかりづらい点があったら、言ってください。」
俺「1年目の自分が指摘というのも、結構気がひけますが…」
H「他人からの視点じゃないと、わからない点もありますから遠慮せずに。それでは。」
冊子化されている。しかし先輩が作ったものに指摘入れるのは、かなり勇気がいるよな…と思いながらページをめくる。
……驚いた。これ全部手書きだ。マニュアルといえども、全て文章ではなく、イラストと文章が入り混じっている。比率は、むしろイラストのほうが多い。
趣味の1つに絵を描くこと。と聞いたことあったが、その通りだったんだな。と納得せざるを得ないくらい。そのイラストは、俺目線からみて、どう作業をしていたか。どういう段取りを取ったか、どう立ち回っていたか、Aのパターンの時はaを、Bのパターンの時はbを等、必要最低限のイラストと文章で書き起こされていた。まるで作業風景を写真に撮られたかのようなイラスト。
うん。これ、クレーマーに見せて逆にどこにクレームをつけられるか、試したいレベル。
ハッキリいって非の打ち所がない。それだけをH先輩に伝えた。だってそれしか感想がない。このマニュアルなら、なーんにも知らない人でも、まず理解出来ると思うと俺は思ったから。しかし、この冊子制作するのに、かなり時間をかけたんじゃないか?それに見合った出来だけどな。
今日飲み会。ただし、TKが体調不良で欠勤のためMとサシ飲み。
うん。なるほど。
どうやら、Mは恋愛話をしたくてしたくて仕方ないようだ。
どうも周りにそういう系統の話をできる人がいないらしい…君が既婚者だからじゃないのか…?
とはいったものの、俺だってそんな偉そうに恋愛を語るなど、多く経験を積んでるワケでもない。かといって、全くないワケでもないので、話そうと思えば話せるが、深い内容はたぶん話せない。
M的には、Oと俺が結ばれればいいのにと思っているようだ。けしかけているのかもしれないが、Mから見てると、俺と話すOは、明らかに他の人と態度が違うという。
Mが一番驚いたのは、俺の言動に対し、容赦ないツッコミを入れたOの姿を見た時だという。Mの知ってるOは、他の人にそんなことを言う所を見たことがないという。基本大人しいし、話すときは笑顔で話すけど、無難なことしか言わないようで、そんなOが一刀両断するくらいの強いツッコミ(悪く言えば、言葉がキツい)するというのは、気を許している証拠では? と。ふむ…
Oとはすでに数回二人で遊びに行っているし、確かに嫌われてはいないのは、ほぼ間違いない。上記の言葉もなんとなく説得力がある。が、なんにせよOはミステリアスすぎて、底が知れない。今はLINEでもちょいちょい話をするが、それでも、だ。結ばれる結ばれない関係なしに、Oをある程度知るには、時間をかけるしかない。ということをオブラートに伝えた。
さて、明日は気が向けば麻雀でもいってくるかなあ。
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