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2018年01月12日21:06

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大東亜戦争は侵略戦争では断じてない!

安濃 豊氏のフェイスブックから全文引用
https://www.facebook.com/groups/1610473142613786/permalink/1940033002991130/

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私は拙著”大東亜戦争の開戦目的は植民地解放だったで”歴史力学”という言葉を新造し使用した。

歴史力学を分かりやすく説明すれば、
「歴史はそれ以前の歴史によって作られ、嘘の歴史が後の歴史を作り上げることはできない、その力学関係に入り込む余地など無いということである」

すなわち、いくら歴史を捏造しても、次世代の歴史を形成するのは捏造されていない真の歴史であるということである。なぜなら歴史力学の世界では捏造された歴史は以後の歴史に影響することはないからである。一例を挙げよう。

いくら白人国家が大日本帝国は”侵略国家”であり、”アジア解放国家”ではないと歴史を捏造しても、アジアは解放され、その余波はアフリカ解放へと進む、最後にはアメリカ黒人の解放へ突き進んだ。捏造歴史観など歴史力学の前には全く無力な存在であることを証明している。

ここで新たな歴史用語を新造しよう。それは”真性歴史保存の法則”である。
次の歴史が真性歴史のみによって形成され、次の歴史を分析すれば、いくら偽性歴史によって捏造されていても、以後の歴史の中から真性歴史を抽出できるということである。

偽性歴史に塗れた東京裁判史観などは”歴史力学”と”真性歴史保存の法則”の正当性を再確認するためのよき題材に過ぎないのである。

今日は偽性歴史が国家の存亡まで危うくした例を挙げよう。

1948年、米国とフランスは東京裁判において大東亜戦争をアジア侵略戦争とし、植民地解放戦争−−独立戦争ではなかったと規定した。戦争中に大日本帝国はアジア6ヶ国を独立させ承認した。さらに1ヶ国(インドネシア)に独立宣言を行わせた。なのに侵略戦争であったと規定したわけであるから、偽性歴史そのもであると断定せざるを得ない。

1945年3月:ベトナム王国が日本軍により独立を獲得、
1946年:第一次インドシナ戦争勃発、
1954年:北ベトナムが旧宗主国フランスより独立。
1961年:第2次インドシナ戦争(ベトナム戦争)勃発、米軍参戦 

1973年:米軍敗退
1975年:ベトナム統一

東京裁判で大東亜戦争がアジア解放戦争であったと真性歴史観を認めていれば、米国はベトナム戦争がベトナム独立戦争であるとの認識を持ち得たであろうが、米国にその認識はなかった。ベトナム戦争は共産主義者による侵略であると規定し、大東亜戦争の延長上にある独立戦争であるという認識を持つことはできなかったのである。いや、持ってはいけなかったのである。それを認めると大東亜戦争がアジア解放戦争であることを認め、しいては東京裁判を自ら否定することになってしまうからである。
その結果、米国は独立戦争を対共産主義戦争と勘違いして多くの若者を無駄死にさせた。
その数は戦死者4万6370名、戦闘以外の死者が1万人以上。負傷30万以上と言われている。

米国政府が最初から独立戦争であるとの認識を持ち、その事実を米国民に説明していたなら、果たして米国民は師弟をベトナムに送ることを許したであろうか。少なくとも1960年代当初からベトナム反戦運動が盛り上がったのではないだろうか。

自らが捏造した歴史が国を危うくした典型的な例がベトナム戦争である。歴史を捏造すればその報いは子孫に及ぶという話である。

ベトナムで死んだ6万もの米国の若者は東京裁判という偽性歴史観の犠牲者なのである。
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