先日、こんなサスペンス作品に出会いました。
鈴木マサカズさんの作品『マトリズム』(日本文芸社)
今の世の中、
テレビやネットで薬物のニュースが流れない・・・
そんな日はなくなってきました。
今ではネットなどでも薬物を手に入れる方法があるため、
興味本位で初めて見た人・・・
薬物とは知らずに薦められて始めた人・・・
1度だけのつもりが知らぬ間に薬物依存になってしまい、
取り返しのつかないことになる人も・・・
この作品はそんな薬物を取り締まる
麻薬取締官(通称「マトリ」)の
草壁圭五郎と冴貴健一のコンビを描いた
薬物犯罪ドキュメント作品になっています。
この作品を読んでいると、
本当に間近で薬物が取引されたり
なにげに使ってしまい、
薬物から抜け出せない・・・そんな様子や、
ちょっとしたバイト感覚で
薬物の売人になったりする話などもあり、
薬物の怖さが伝わってくる作品になっていました。
この作品なのですが、
薬物についてかなりリアルに描かれている作品なので、
怖さを知るためにたくさんの人に読んでもらいたいです。
ログインしてコメントを確認・投稿する