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2017年12月12日02:28

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イヤホンをリケーブルする

音楽環境の話。
購入したイヤホンの魅力をより引き出してみませんか?

イヤホンの音を変える方法として、
イヤピースを変える。
ケーブルを変える。(リケーブル)
プレーヤーを変える。
だいたいこの三つですね。

イヤピースは耳穴との密着度や、出てくる音を直接変えるので
遮音性や、低音増強などに効果が有るでしょう。

リケーブルは、最近対応するイヤホンが増えているので、
様々な特徴のケーブルで変化をもたらすことが可能です。

プレーヤーは、スマホやDAPを買い換えたり、知人のプレーヤーを
使わせて貰った時に、違いが分かる、かと。

また、最近の流行としてDAP中級機まで広がってきた接続方法が「バランス駆動」
バランス駆動とは、左右の信号を完全に独立した状態でイヤホン/ヘッドホンに伝達し、
音が混ざらず、駆動力にも余裕をもたらす方式、という事で良いかと。


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昨年購入したDAP Fiio x5 3rdにも搭載されています。
が、手元に対応するヘッドホンが無く、いつか使ってみたい状態。

さて、私はヘッドホン派ですが、イヤホンも昨年やっと買い換えました。

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元オーストリアのメーカーAKGのN40という、駆動方式がハイブリットのタイプ。
音の出口に「はめる」メカニカルフィルターで音を変える芸を持つ製品。

標準付属のケーブルが飽き足らなかったら、ケーブル接続がMMCXという、
各社で広く使われているコネクタ方式なので、
AKG純正以外の様々なケーブルを流用する事が可能なのも購入の後押しでした。

さて、そろそろリケーブル、しかもバランス駆動を試してみたくなり、
E☆イヤホンさんで、何度かケーブルを試聴してきましたが、決定打が無かった。
AKG純正リケーブル品は、そこそこ良かったが飛びつくほどではない、かな。
これは、という他社製品は、ケーブルを触って伝わるノイズが酷かったりで、パスしたり。


そして、12/9(土)、ガルパン最終章第一話の後に秋葉原に行き、改めて試聴を。
11月から発売になったばかりの新製品を聴いてみたかったのです。

本命は、Fiio x5 3rdに搭載されているが未使用のバランス駆動に対応する
2.5Φタイプだったのですが、試聴ケーブルが無い。
なので、姉妹品の通常3.5Φタイプの試聴ケーブルで聴いてみました。

情報量、増大。音の癖、許容範囲。ケーブルタッチノイズ、前作より改善。材質や作り、良し。
残念ながら、売り切れていて再入荷が未定でした。
・・・良かった、衝動害しなくて済んだ。

ガルパン最終章第一話の余韻にひたりつつ、帰宅し、
ネットで念の為この製品の評判などを検索すると…某量販店に在庫有り(^^;;;;;)
これは、今逃したら年内は無理かも、月曜日に寄るしかない。


大阪ORB社の黒い箱を買う
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メイドインジャパンです。

Clear force Ultimate MMCX 2.5Φ
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クリア・フォース・ウルティメイト・MMCX
メーカーの商品ページ
http://www.orb.co.jp/audio/products/ulmmcx.html

前シリーズのClear forceから、ケーブルの材質、構造を見直し、
プラグ部分に純銅を使うなど、音質に寄与する工夫を進めたのが売りです。
マイスターの手作りというのも惹かれます。(手間懸かるので日産20本という話も)
そして値段も一万円アップしちゃいましたが、百鬼夜行のケーブル業界なら良心的かと。


ケーブル本体と耳掛けが付属
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これが2.5Φと3.5Φの端子の違い。
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端子=電気信号の接点。
4つの接点が有るのがバランス端子、3.5の方は接点が3つ。

2.5Φは細くて小さくて、うっかり曲げそうで不安です。
なので、最近は太くて強度が有る4.4Φという規格も登場していますね。

N40に繋いでみる
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左がClear force、右がAKG純正。
コネクタの精度、かみ合わせに問題は有りませんでした。
組みあわせによっては、僅かな構造の違いや製造誤差で接続が不完全に成る事も。
なので、試聴や、ショップやメーカーの互換情報は大事です。

Fiio x5 3rdの端子
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左から、通常の3.5Φ、2.5Φバランス端子、
真ん中は充電/信号のmicro USB端子、右側はLINE OUT兼DIGITAL OUT端子。

バランス駆動で聴いてみる。
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驚きました。
音量は同じ設定なのに、低音が深く沈み多彩になっています。
今まで以上にベースの演奏がはっきり聞き取れますよ。
まるで、某シネマシティの【極爆】にチューニングされたようです。

姉妹品の3.5Φのケーブルでは、これほどの違いは感じなかったので
これは、Fiio x5 3rdのバランス駆動のキャラクターという事でしょうね。
つまり、バランス駆動のケーブル導入は、ひとまず成功です。

低音がマシマシで聞きにくくなる曲も有るかもしれませんが、
そう言う時は、純正ケーブルに戻したり、
N40の売りであるメカニカルフィルターで、高域を強調する手段が有ります。

ちなみに、私はDAP側の音質調整は基本的に行わないのです。
そちらで弄る手も有りますね。

でも、中域〜高域が痩せたような感じはしないし、情報量はアップしているので
低音マシマシでも慣れれば問題無いかも。

バランス駆動はいいぞ
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まあ、そういう楽しみも有るって事で。


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