昨日は
サントリー美術館「セーヴル、創造の300年」展
山種美術館「川合玉堂」展
中村屋サロン美術館「描かれた女たち」展 に行ってきました。
セーヴル展は見たかったマリーアントワネット用の乳房のカフェオレボウルを堪能し、鳥や風景の細かい描写の食器に見惚れました。第一展示室でかなり時間がかかったので疲れてしまいましたが、続く第二展示室は現代の作品でまた違った展示で飽きずに見ることができました。図録を買うかは迷ったんですが、論文が1つだけで少なくていまいちだったのでポストカードだけ色々買ってきました。
川合玉堂展は山種さんらしい落ち着いた展示で、その前に庭園で紅葉を見たからか玉堂さんの紅葉と遠く遥かに見える山、滝や水車に流れる水の音を間近に感じたようないい時間を過ごしました。人々の愛らしい姿もいいなと思います
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図録はいつものミニ図録であり、ポストカードも持っているものもあり買わなかったけれど、今年はじめての入館だったのもあり久々の和菓子を食べ舌と目で楽しめました
中村屋サロン美術館ははじめての来訪であり、こじんまりですが落ち着いた空間でした。熊岡美彦さんの「秋果を捧げる裸女」をパンフレットで見て行きたくなったわけですが、実際に見ると女の目の愁いをしみじみと感じられました。熊谷守一さんの絵の具で輪郭線を描いた女の絵もあり、大原美術館展で見た「陽の死んだ日」とも、晩年のイラストっぽい絵とも違い斬新な印象でした。森本草介さんの「微睡の時」は最近流行している写実絵画でどういう風にかかれているのかが不思議でしげしげ見てしまいました。
図録があったんですが絵の解説がないのであきらめてポストカードだけ買ってきました。それでも売っていたのは三種類なのでもっと増やしてほしいと思いました。
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