僕はトランプのおっさん　けっこう好きですけどね

トランプのおっさんは　自称リベラル系からすると
もう奇人変人狂人の域に達していて
非常に危険であるとみなされています

しかし…

先日のトランプ政権による　エルサレムの首都認定は
元を正せば　１９９５年にアメリカ議会上下両院で議決されていたものを
歴代の大統領が放置していたものを
彼が責任を取る形で履行しただけです

彼は　日本の歴史上の人物に例えると
織田信長
に　最も近いと僕は思っています

両者に共通しているのは
「旧時代の秩序の破壊者」
だと言う点です

先日のニュースにもありましたが
アメリカ社会では　非キリスト教徒への配慮から
クリスマスさえも
「メリークリスマス」ではなく「ハッピーホリデイ」
と言わないといけないような
一種の「差別」が　当たり前のようになっています

これにはっきりと異を唱えたのが　このトランプのおっさんで
「メリークリスマス」
と言いました

自称リベラルは　この言葉尻をつかまえて
一種の魔女狩りをしていますが
普通に考えて
「寛容性」であり「多様性を認める」という概念の中には
キリスト教徒がクリスマスに「メリークリスマス」と堂々と言えることも
他の宗教と同レベルで尊重されなければいけないはずです

トランプのおっさんは　一見すると　自称リベラルのマスコミの手によって
一種の奇人変人狂人にされてしまっていますが
実際にやっていることは
これまでのアメリカ社会の中に溜まり続けてきた
「欺瞞」
「偽善」
に対する問題提起　という文脈で見ると　かなり筋が通っていることを言っているしやっています

欺瞞であり偽善によって　上辺だけが取り繕われていて
実際には（心の中には）数限りない憎悪や差別や偏見に満ちている
今のアメリカの状態に対して
（やりかたはどうあれ）
一石を投じて問題提起をしています

アメリカの大統領自らが　このような形で
アメリカの心の「闇」の部分をきちんと白日の下に晒し　問題提起をしているという時点で
僕はトランプのおっさんを前向きに評価しています

あと　トランプのおっさんが偉いと思う点は
「地球上を流通している『額面』のお金が　実際にこの世に存在するお金の何十倍にもなってしまっている」
ことをきちんとわかっていて
その『額面』のお金が　結局は社会を蝕むことを
きちんとわかっていて
「きちんと働いて稼ぐ」
ことを重視していて
そのために職を提供することに関して　きちんとした仕事をしていることです

額面として存在するだけのお金を転がして　それで巨万の富を築き　それを成功者とする社会

普通に考えたらおかしな話ですが
また同時に　大半の人がどうしてもあこがれてしまう姿でもあります

問題は　その姿が「成功者」として称賛され
「働くのは下等な連中のすることだ」
という価値観が蔓延してしまうことです

トランプのおっさんは　優秀なビジネスマンで優秀な投資家ですが
同時に　上述している価値観の危険性をよくわかっている人だと僕は思っていますし
だから彼は
スケベ栗きんとんの時代から　アメリカの歴代政権がずっと軸足を置いてきた
金融資本と一定の距離を取り
アメリカ国内での新たな雇用と　勤労による所得の向上によって
彼の言葉でいう
「アメリカ・ファースト」
を実現しようとしているわけで

僕から見ると
金融資本の利益代弁者であり続けた　スケベ栗きんとん以来のアメリカの歴代政権のほうが
計り知れないほど罪は大きい
と思っています








■最も尊敬する男性はオバマ氏　２位にトランプ氏　米調査
(朝日新聞デジタル - 12月28日 14:24)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4923714