日本は樹木の多い国なんだけど、そのほとんどが政策的に植えられた杉で、しかも、合理性を追求した新建材に押され住宅建材の需要が減り、ほとんどの山は手入れもされず荒れ放題。片や市街地ではどこへ行っても昔のような味のある木造の家屋に変わり同じような無機質なそれが立ち並び、樹木もどんどん伐採されてのっぺらぼうの風景ばかり。
そんな住宅街でも意識的に樹木並木なんかを作ってるところは、いい感じの風景になってる。程よい樹木に囲まれ環境は、人々にどっか気持ちのよさや住みやすさを感じさせてるはずなんだけど、落ち葉が沢山で掃除に困るとか日陰になるとか、ってそれのマイナス面ばかり見るのが大勢のようで、我が家の周り日ごとにつんつるてんの環境になってきてるもんで、我が家は狭い庭いっぱいにヤマモモの木を1本大きく育ててる。先日は近所のあたり一番の美観地と感じてる稲荷神社の隣の奥さんが、木が邪魔だから全部切って欲しい、って言ってるのを聞き説教してやった。
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