東京交響楽団第656回定期演奏会
日時 2017年12月2日(土) 18:00 開演
サントリーホール
指揮:ジョナサン・ノット
ジャーマン・ホルンサウンド
東京交響楽団
リゲティ:ハンブルク協奏曲〜ホルンと室内アンサンブルのための
シューマン:4本のホルンと管弦楽のためのコンツェルトシュテュック op. 86
ブルックナー(M.ヒルツェ編):4本のホルンのための3つのコラールよりアンダンテ(ホルン・アンコール)
ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op. 55 「英雄」
1、リゲティ
現代音楽は嫌いだ。どこがいいのかさっぱりわからん。
2、シューマン
初めて聴く曲だが、なかなか楽しめた。基本的に4本ホルン協奏曲だが
技巧をひけらかす派手さはない。そのためか後半は少々飽きた。
3、ベト3
6-6-4-3-2;5というやや小ぶりな編成だ。しかし音量では先月聴いたN響の16型に
引けをとらない。そしてなにより緩急をうまく使った指揮とそれぞれの楽器の
歌い回しが見事だ。中でも2楽章のホルン(特に3番ホルン)、4楽章のオーボエには
グッときた。
ノットと東響ではベト5、ブル3、7、8が強く印象に残っているが、今回の演奏も
それに匹敵する出来であったと思う。
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