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2017年11月09日19:12

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リメンバー パールハーバー

まずは歴史のおべんきょおから始めます

太平洋戦争直前の日本は
中国との全面戦争によって 毎年常備兵力の8%程度を失っていて
現場の日本兵は非常に戦意が低く
中国軍への投降が当たり前でした

これに嫌気がさした当時の日本軍上層部が
島崎藤村に依頼して作ってもらったのが
「生きて不慮の辱めを受けることなかれ」
に代表される
「戦陣訓」
でした

一方欧州では ナチス・ドイツが破竹の快進撃をしていて
日本の国内世論は
「ヒトラーバスに乗り遅れてはいけない」
というものでしたが
同時に日本の状況に
どうしようもない閉塞感が漂っていました

今でも日本の政界で
「バスに乗り遅れてはいけない」
が禁句なのは これが理由です

一方当時のアメリカ上層部と金融界は
イギリスに貸し付けている莫大なお金の回収ができなくなると困るという理由で
武器貸与法に代表される様々な手段でヒトラーを挑発していましたが
ヒトラーはこれに乗ることはありませんでした

また 平均的なアメリカの国内世論は
「欧州で起きていることに アメリカが介入してはいけない」
であったり
「共産主義と戦ってくれているヒトラーを助けるべきだ」
などのものでした

そこでアメリカが目を付けたのが日本でした

日本に「最初の一発」を撃たせることによって
自国は無理やり日本とその同盟国であるドイツとの戦争に巻き込まれたのだ
と主張しようと言うものでした



そして 真珠湾攻撃が行われ これは大成功しました

この成功は
中国戦線での膠着した戦いに疲れていた日本人を大いに喜ばせました

今の感覚で説明すると
海軍が 当時 飛行機を作りたいからと募集していた募金に
普段は1日15万円くらいしか集まらなかったのに
一気に1日1500億円くらい集まるくらいの勢いでした

これによって 当時の日本政府は
国内の閉塞状況を劇的に変えることに成功したのですが
別の目線で見ると あまりにも稚拙で アメリカを知らないやり方でした

アメリカは
「リメンバー パールハーバー」
の言葉の下に一気に団結し
それが結果として東京大空襲になり原爆になりました



ここで気を付けないといけないのは
真珠湾攻撃は 間違いなく 当時の日本社会の閉塞状況を 劇的に改善した点です

こういう目線で このニュースを見てみると

今の韓国は ミサイル防衛システムなどの問題で 中国に叩かれ
中国では 韓国製品の不買運動がおこり 韓国への旅行もまるでなくなり
当時の日本と同じような閉塞状況なのでしょう

また この状況において
国をまとめる「アイデンティティ」が
「反日」
しかないのでしょう

しかし
韓国の当局者が中国に出向いて
・ミサイル防衛システムの追加配備はしない
・日本アメリカと連携してのミサイル防衛システムには参加しない
・日本アメリカとの3国の同盟は結ばない
と約束させられて
それを国に持ち帰って自慢げに
「非常に常識的な約束だ」と言い

そのアメリカの大統領を招いての晩餐会においてでさえ
「反日」
を打ち出し…

これらの姿を全部見ている
中立的な考え方の 日本人であり アメリカ人は
一体どう思うだろうかという
「視点」
が あまりにも欠けていると思います

実際にアメリカの有力紙は
「韓国は信用できない」
と断じていますし…

たしかに 韓国国内では
「反日」
によって 大いに溜飲を下げたでしょう
真珠湾攻撃によって多くの日本人が溜飲を下げたように



でも
これによって
韓国は
「何を失ったのか」
「そのツケは 誰が払うことになるのか」
について
誰一人考えてはいないのでしょうか…




■河野外相、「独島エビ」で韓国に抗議
(時事通信社 - 11月08日 23:00)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4850693
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