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2017年10月18日23:54

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選挙で理想を語れるか

■高校生の6割「自分ががんばっても社会を変えることはできない」 若年層の低い投票率、背景には無力感か
(キャリコネ - 10月18日 18:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=4818556

「20の時に共産主義にカブレない奴はバカだ。40になってまだ共産主義にカブレている奴はバカだ」と誰かが言ったとか聞いたことがありますが、
別に共産主義が素晴らしいという意味ではないですが、
確かに共産主義というのは、実現可能性や現実の「共産主義国」の実態はともかくとして、理論の上では「正しく」、また一つの「理想形」ではあるわけです。
だから、先の言葉も意味するところは「若者は理想に燃えなければダメだ」という意味で、なるほどと思いますし、
逆に近年は若年層が右傾化とか保守化の傾向にあるといわれますが、私は決してラジカルな主張、排外的な行動を支持するものではありませんが、ある意味で彼らは「理想に燃え」、彼らの「正しいこと」を追求しているのではないか、その面では「新左翼」を支持したかつての「若者」とも通ずるものがあるのでは、と感じます。

それはさておき、それが投票に結びつかないとすれば、その原因は、「必ずしも支持できる候補者がいない」ということはないでしょうか。
もちろん政治は現実のものであって、理想論ばかりでどうにかなるものではないでしょうが、一方で「理想に燃える」立場からみた場合に、果たして自分の価値観と合う候補者がいるでしょうか。
特に小選挙区制となってから、そもそも自分が選択できる候補者の絶対数が少なくその中に価値観が合う人がいないとか、どの候補者も万人受けする綺麗事ばかりで違いがわからないとか信用ならない、連続多選の議員の「地盤」となってしまっていて、選挙前から結果が見えている等々、投票意欲を失わせるようなことばかりになっていることはないだろうか、と感じるのです。

そう考えると、「選択肢を広げられる」大選挙区制度とするのも、良いのではないかと考えます。
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