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2017年10月08日21:44

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トンビ、

このところ、ボンヤリ考えていたのだけれど、
昔、かなり近くでトンビが上がって行くのを見たことがある。直径数メートルくらいのらせんを描いてふぅわりふぅわり上がって行く、のんびりだが確実に上がって行く。

けれどもそれが気にくわない。あのデカイ身体であのノンビリ速度でどうしてそれだけの揚力を得られるのか?直感的な理屈には合わない。

ハトなど飛ぶのに結構苦労している感じがする。どちらかというとカラスの方が楽々と飛んでいるように思う。けれども体重はカラスの方がかなり重い。

船に乗ると時にカモメが着いてきてまるでホバリングしているように見える。けれども、コレは錯覚で船は当然前進しており、カモメも同じ速度で飛んでいるからそう見える、実際はかなりの向かい風の中を飛行しているのでこれは納得出来るとして・・・、トンビである。トンビがらせんを描いた処に行ってみたが大した上昇気流など感じなかった。

確かに上昇気流はあるのだろうが、船上での向かい風ほどハッキリ感じられるほどの物ではない、カモメには納得出来るがトンビに納得出来ないわけである。

そもそもどうして飛ぶのに羽なのか?膜じゃだめでしょうか?ダメじゃ無い、コウモリが居るでは無いか?しかし、飛行動物としては圧倒的に鳥の方が栄えているように見える。(見えるだけかも知れない)あと、コウモリはどうも飛ぶのにじたばたしている感じがする。トンビと偉い違いである。じたばた感はスズメよりもある。羽ばたきのピッチはスズメの方が早いだろうがじたばたしているのはどうにもコウモリの方であるような気がする。

クマンバチと言うのがいる(マルハナバチと言うのが正しいらしい)航空力学と言う難しい学問においてこのハチは飛べない、飛べるはずが無いらしい、けれども、研究によってどうも羽の上面にある種の乱流を起こして巻き込み負圧的なもので揚力を得ているとかいないとか?

この話を聞いたときには「冗談じゃ無い!」と、思っていた「現実と学問を屁理屈ですりあわせている!!」と、思った物だ。

ただし、、虫の羽の場合は大気の粘性も考慮に入れなくてはならないと思う。トンボなど捕まえると、羽がややネチャネチャしている感じがする。蝉でもする。たしかストラディバリウスにはトンボの羽で作ったニスが使われたんじゃ無かったっけ?まぁ、それくらいネチャネチャしている。
これは大気の粘性を利用するために必要なねちゃつきなのかも知れないと思う。

松ぼっくりがはじけた後、その種子は何て言うか羽見たいのが着いていて、コレが風に吹かれると自動的にヘリコプターの様に回り出す(ヘリコプターみたいな対象な回転ではない)でも、それだけでは足りない羽部分についた溝が回転流を生み、その揚力で以て正にヘリコプターの様に舞い上がるらしい。ちなみに塗料でこの溝を埋めてしまうと松ぼっくりは飛べない、回転すら出来ない。記憶が正しければこれはたしかTV番組であったように思う。かなり丁寧にやっていて翼免状に発生する渦まで(シミュレーション映像だったと思う)映し出していた。

これにボクは参ってしまい、「それならクマンバチ(マルハナバチ)の件もOKだ。」と思った物である。ここで発生する風は自転車に乗っていてトラックに高速で追い抜かれたとき引き込まれそうになるアノ風や近くを列車が通過するとき感じるアノ風と同じ種類の物ではないか?と解釈している。

特に目的が飛行に定められているのならもっと効率的かつ強力な巻き込み風を発生させていることだろうと思う。

おそらくトンボやセミの翼面でもそう言う事が起きているのかも知れない、けれども、トンボやセミは一度生えてしまったら作りっきりの羽である。

もしかしたら、鳥が羽なのはその辺にあるのかも知れない、状況に応じて毛羽立たせたりとかそういう事がかなり微細に出来るのでは無かろうか?それにより翼面気流を能動的にコントロール出来るのかも知れない。じっさい「毛羽立つ」と言う言葉それ自体が物語っている。とか?

嘘か誠かは別にして・・・、
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