mixiユーザー(id:26047086)

2017年08月27日20:36

198 view

フロイド・メイウェザーとコナー・マクレガー 2人の規格外が実現させた一大エンターテインメント

今日は米国カリフォルニア州カーソンでWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦が開催され、元世界4階級制覇のミゲール・コットと帝拳の亀海喜寛が対戦。

勝てばこの階級では三原正以来36年ぶりの戴冠&海外奪取となったわけだが・・・・やはりミゲール・コットは甘くなかった。


年齢+ブランクもあり、全盛期の動きには遠く及ばなかったようだが、巧みなフットワークとスピーディーなコンビネーションで亀海は突進をさばかれ、大差判定負け。


序盤はボディを効かせる場面をつくるなど善戦は見せたものの、やはりそこは長年世界トップ戦線に君臨してきたコット。体格で勝る亀海のプレスでロープに詰められても素早くから体を入れ替え、打ち終わりに連打をかぶせ、多彩な角度のボディ、アッパーと引き出しの数の違いを見せつつ、しかし深追いはしない。

亀海は旺盛なスタミナと前へ前と出て手数で勝負するタイプだが、最後まで空転させられてしまった。



・・・・と、あたかも観てきたのような書き方ですが、仕事で見てません(^_^;)全部記事を読んでの脳内イメージです(≧∇≦)b


やっぱな〜この階級じゃ厳しいよな。コットもトレーニングは続けていたとは言え、2年近くブランクあって(それで王座決定戦てどうなんだというツッコミもあるが、ま、近年では屈指のレジェンドだから)、衰えも指摘されていたし、体格差もあるから一縷の望みはあったんだが、


完全引退して同じく2年ブランクがあったメイウェザーが今もベルトを狙えるんじゃね?という強さを見せたことを考えると、2年程度のブランクは日本人にはアドバンテージにはならんのかなは?


?メイウェザー?


そうだった!メイウェザーも今日マクレガーと対戦して見事10ラウンドTKO勝ちをおさめたんですね。


メイウェザーのKO勝ちは実に6年ぶりとか。元々スーパーフェザー級から徐々に階級を上げてきた選手ですし、キャリア前半はけっこう倒す試合も多かったんですよね。今でこそディフェンシブな印象があるが。


いやー、これでロッキー・マルシアーノを超えて歴代1位の50戦全勝かぁ。ロマゴンももう少しで並べたんですけれどね、惜しかったよなぁ


ロッキー・マルシアーノ:「ちょ、待てコラァ!!!50勝目?てめ、これ、ボクサー相手の試合じゃねえだろがぁぁぁ!!これで俺の記録超えて歴代1位ですか?納得できねーぞコラァ!おい、責任者出てこい!」


冗談はさておき、今回のこのビッグイベント、開催できたことに大きな意義があるのです。


だってそうでしょう?最近まではMMAはボクシングから見ればはっきり言えば市場的にも競技的のも取るに足らない程桁が違う、圧倒的なステータスの差があったわけですよ。

しかし、UFCの隆盛により、次第にMMAの人気がボクシングに匹敵するようになっていき、オリンピックレベルのアスリートもUFCに集まるようになり

そしてついに、コナー・マクレガーという規格外のスターを輩出するまでに至った。


フロイド・メイウェザーはプロ格闘競技の中でも桁外れのマネーが動くボクシングの中でも規格外の額を稼ぐ超スター。「収入」という面で見ても地球上に並ぶアスリートは存在せず、またボクシングでは恐らく近代ボクシング登場以来史上最高傑作であり、最も進化した選手と言えるだろう。


はっきり言えば彼のステータスからすりゃ、UFC王者であっても

「ふーん」


の一言で終わる存在でしかないだろう、本来は。


しかし、そんなメイウェザーですらコナー・マクレガーという男には悪い言い方をすれば「乗せられてしまい」、紆余曲折、賛否両論あるながらもまさかの復帰戦を行うに至った。


かつては母国アイルランドで生活保護を受けるほど困窮していたというマクレガー。わずか数年でUFC2階級制覇、そして世界中を巻き込み、世界最高峰のアスリートとリングで対峙してしまう。


ある意味、メイウェザー以上の規格外さ。仮に他のファイターが同じことをしようとしても

「バカも休み休みに言え」


と一笑に付されたでしょう。メイウェザーをも振り向かせた男、それがコナー・マクレガーにとってはUFC王座以上の称号になったのではないか?


そしてまた逆もしかり。


通常なら絶対に実現しないであろうボクシングとUFCの異次元対決というトンデモ企画を実現できたのもメイウェザーという規格外の男であったからこそ。


メイウェザーとマクレガー、2人の規格外が出会って起きた奇跡のエンターテインメントショー


それが今回の一戦だったのだと思う。


競技的に見ればツッコミどころしかない。結果だって分かりきっている。


だが、そんなことはどうでもよいのだ。


Twitter上やプロモーションでの罵り合い、実現しかけては消え、を繰り返した過程。

全てがお祭り。稀代のお祭り男2人が世界を巻き込んだ一大プロジェクトが今回の一戦の正体であり、色んな意味でエンターテインメントの可能性を切り拓いたと言えるでしょう。



しかし・・・・重ね重ね、亀海は残念だったね。よりにもよって、人生の大一番にかぶせられたんだからなぁ


デラホーヤと本田会長は


「きぃぃぃぃーーーー(●>皿<●)」


とハンカチ噛んでいるんではないかな?

1 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する