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2017年09月23日08:00

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ショップから借りているJBLモニターレビュー

現在B&W PM1が故障。代わりにショップからJBLの中古モニタースピーカーを借りております。
B&W PM1はゴムパーツが溶けてしまい、パーツを交換したのですが、この後片チャンネルからビリビリ音がするようになり、再修理となりました。すでに一カ月以上経過しましたがまだ治りません。

さて、JBLのモニターを部屋で使うのは初めて。一カ月以上使うことになったのでかなり詳しくどういうスピーカーかわかったのでレビューいたします。

お借りしたJBLは4305H WXです。35000Hzまでフラットに出ます。ハイレゾにも十分な高域特性ですね。
ツイーターのホーンが特徴的です。チタン製ツイーターです。

B&W PM1と比べ凄くでかいです。台と比較するとでかさが分かると思います。

さて、レビューです。

●でかいわりに低音はあまり伸びない。
低音に関しては期待していたのですが肩透かしを食らいました。B&W PM1のほうがもっと下の帯域まで出ていましたし、質感も良くありませんでした。PM1の11cmウーファーに対し20cmは重過ぎる印象でした。反応速度が遅く、ボンボン鳴っているだけに聴こえます。鈍さが目立ちました。量的には問題ないのですが、質感が無いですね。

●乾いた音の音色のキャラクターが音楽を聴く上で邪魔。
JBLのカラッとした乾いた感じの音が好きな方は多いと思います。私が聴くとこれがパサつきに聴こえます。音色の色付けが強すぎて聴く上で邪魔になりました。何を聴いてもパサパサです。これを押さえるノウハウは私には無く、最終的にこれが原因でほとんど聴かなくなりました。現在メインのシステムは停止状態です。デスクトップシステムで聴いています。

●大きさの割に定位は正確。
点音源という訳にはいかないのですが、定位は正確に把握できました。大きい割には正確に定位が把握できます。聴取位置が多少ずれても定位が寄ったりもしません。ホーンツイーターのいい所ですね。B&W PM1は位置に関してはシビアですぐ寄ってしまいます。聴いていて楽でした。音像も大きくなったりはせず、かなり正確な方でした。

●総括
やはりこれは古い時代のスピーカーですね。音色が前に出すぎます。音楽そのものよりキャラクターで押すのはいかにも古いですね。低音域も量だけで質のことはあまり考えていない感じです。ユニットが重すぎるんでしょう。軽く作る技術がまだ無かったようですね。
音楽そのものを聴きたいのに邪魔になる要素が多く集中できません。
自分としてはこれでも十分だろうと思って借りたのですが、役不足という結果は少なからずショックでした。B&W PM1の交代は難しいということがよくわかりました。

早くPM1が戻ってきてほしいと切に願っている状況です。

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