【１５日の話】みゅーじかる（注：ネタバレ有り）

一応感想なのでこれより下にネタバレがあります。これから芝居見るのに内容を知りたくないとかいう人は移動して下さい。



値段がアレなのでどうしようか？　迷っているとe+が貸し切って、ペアチケを半額で売っていた回。ただしあくまでペア。１枚では売ってくれない。どうも知り合いでこの日があいている人もいない。仕方なく芝居好きでミュージカルも見る親族を誘う。そしたら日曜に会ったホロワーさんが３連休と知る。

もっと早く言ってよ〜。

2.5Dなら、サクラ、ギャラクシーA、金コル、らきすたと見ているのだが、ブロードウェーミュージカルなんて人生初。

キャロルキングは自分的には一世代前。なにせBefore The Beatlsだから、ビートルズすら生の記憶は無いのでムリ。
って事で事前に予習。かろうじて晩年のIt's Too Lateが記憶にあった。芝居を見ながらロコモーションにも気づく。
あらためて見直して、あのしわがれ気味の味わいある歌い方、低音に迫力のある平原さんならなんとかなりそうだが、クリアな声の奈々ちゃんが歌って、合うのか？　と疑問が湧く。

Beautiful The Carole King Musical＠帝国劇場



とりあえず主なキャスト（敬称略：謝）

水樹　奈々（Wキャスト）
伊礼　彼方

中川　晃教
ソニン

武田　真治

剣　幸

伊藤　広祥
神田　恭兵
長谷川　開
東山　光明

エリアンナ
菅谷　真理恵
高城　奈月子
MARIA-E

山田　元
山野　靖博

ラリソン彩華
綿引　さやか

清水　泰雄
原田　真絢


楽々チケ買えて、逆に入り心配したが、補助席が出るくらいしっかり入っていた（通常料金の別の日はどうか知らないが）

開演前に記念にパンフを買う。同伴者は「１８００円って高い」と言ってのけた＜昔は１５００円くらいだったとか
エッ！？　こんなに厚くて箔押し（盛り上げ？）あって、インタビュー記事やリハ写真にスタッフリストもしっかり書いてあるのに？
どうも自分、金銭感覚がマヒしているようだ(^^;

１８：３０過ぎ、　生演奏から開演。

途中　２５分休憩

カーテンコールで入り口で配られたサイリウム・ブレスレット（にしていた人はほとんどいない（汗）を振る。なんかこの回が初めての試みらしい。座長奈々様の挨拶あり。
奈「なんだか、私のライブみたいで（笑）」
数回のアンコがあって、

２１：１５　頃、終演。


話自体は１６歳のキャロルキングがレコード会社への売り込みからいろいろあって、カーネギーホールで歌うまでを描いている。

１６歳。いやあ、良かった。１６歳なら奈々ちゃんお得意だろう。この前、それより若い役、映画で見ているから（笑　しかも時代的にポニテ＜もえもえ〜
むしろ、ここをあのsaku2で見た平原っちがどう演じているのか？　逆に気になった。

キスシーンあり＜ｳﾎｯ

全体的にコメディ。ただ、笑える所と笑えない所が。おそらく実話だろう所で知識があると面白いのだが、取ってつけた様な場面があり、実話に関連しているんだろうなあと察するだけで笑えない所も。

武田さんは最後にワンフレだけ歌う。多分、あんなにエラそうに音楽語っていたのに、実はオンチってゆーオチだと思う。でも笑えない。
あんな（涙出そうな）いいシーンで、笑い入れられても、ジョーク慣れしていない日本人には笑えないよ絶対。
てっきり武田さん自身が歌ヘタだと。いや、あれは間違いなく芝居だろう。ワンクッションあったし。この事に気づいたのは帰りの電車の中だった。

ソニンさんが、アメリカンコメディに出て来るハスッパな定型的ヤンキー娘を演じていてウマイとおもた。

ドリフターズ（カトちゃんペッ、じゃない方）とか出て来て録音スタジオやTVスタジオで歌うって体なので、急に踊ったり歌ったりのミュージカル要素はまったく無い。
曲が終わると客席が拍手したりで、某、どこぞの冒険みたいなカラオケコメディよりライブっぽい。

曲はほとんど訳詞されている。名曲なのだろうから原語で現地で聴けば、Old funには感涙モノなのだろう。

比較的若い頃の話がメインで、ライターからシンガーに向かう所をもちっと丁寧＆上手く書いたらもっと良かったと思う＜エラそうに

奈々ちゃんのIt's Too Lateは、コピーやモノマネでは無く、あくまで水樹　奈々として歌っていたので、良かったんじゃないカナ？　しっかり主役やっていた。