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2017年08月30日08:06

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小説「盤上の向日葵」柚月裕子

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あらすじ

埼玉県天木山山中で発見された白骨死体。
遺留品である初代菊水月作の名駒を頼りに、叩き上げの刑事・石破と、かつてプロ棋士を志していた新米刑事・佐野のコンビが捜査を開始した。
それから四ヶ月、二人は厳冬の山形県天童市に降り立つ。
向かう先は、将棋界のみならず、日本中から注目を浴びる昇竜戦の会場だ。
世紀の対局の先に待っていた、壮絶な結末とは――!?

流石は柚月さん。
名手である、と改めて認識した。
「将棋」を軸にしたミステリというのは中々ないが、ここまで一分の隙もないくらいの仕上がりになっているとはexclamation ×2
将棋のルールなどを確りと把握した上で書かれた様に見受けられた。
「こういうミステリを読みたかった」と心底思えるようなほどの傑作。
ミステリ好きならば、読むべし。
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コメント

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