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2017年08月21日13:36

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2017年 納涼歌舞伎 第二部!

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さてさて第二部。
修禅寺の夜叉王は彌十郎さん。人の良さが出て、夜叉王らしくはなかった。もっと孤高で厳しい名を惜しむ芸術家でないと。娘のこともわかりすぎてて優しいお父さんでは娘の死に際の顔を写す鬼気迫る感じが出ませんでした。
猿之助の死に際は見事!

そして弥次喜多!!!!

おいおい、これは俳優祭か!と言うような舞台。

てっきり弥次喜多の再演かと思っていたらまさかの続編!
映像でこれまでの流れを見せてからの舞台。何でもありありで爆笑の舞台でした。

ワンピースを成功させてからの猿之助はすごいな。
ちょっと前なら勘三郎がやった舞台だわ。

そうか猿之助が勘三郎の立場になったか。ネタバレや役者のくすぐり、上手い!

巳之助はワンピースのオカマから女形へ、巳之助女形イケる!やれるよ。立役の女形がいい感じであれなら二枚目もやれる。ほんとに上手くなった。
たったひとつのダメ出しは劇中劇の中の義経千本桜の子狐。必ずある四つん這いでくるくる回る所作が、、
今まで上手いのしか見たことなかったのでわからなかったけど、難しいんでしょうね。全然駄目です。あれは誰かに教えてもらわないと。子狐だけは隼人が上手かった。三津五郎さえ生きてればねぇ。
義経千本桜は海老蔵、染五郎、菊之助、勘九郎の子狐のいいのを見てるからなぁ。もっと身体能力を高めないと難しいわ。
あ、菊五郎のは流石にお年で子狐に見えませんでした。よっこらしょと手をついて動いていてはできないお役です。
竹三郎さんの50年ぶりの静御前も良かった。
舞台装置のネタバレあり、ショータイムあり、中車はテレビ振りのセリフで決めたりして、あぁ楽しかった。猿之助も勘九郎も、七ちゃんも出ずっぱりで大丈夫なのかしら。
30代の若手が20代のひよこを引っばって納涼で客を呼べるようになりました。時代のが変わったんだと思える舞台でした。
中車がやらせてるのかな?自由にやらせればいいのにと思ったのは団子で、まるで歌舞伎の子役風に声を張り上げて台詞棒読みはもったいなかった。これはそういう話じゃないのに。金太郎が自然にやってるので余計目立っちゃった。この二人が探偵役です。見せ場でも高麗屋の大向うしかかからなかったのは、仕方ないけどかわいそうでした。
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