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2017年05月09日08:14

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なぜフランス人は「日本人の婚活」を軽蔑するのか?婚活&恋愛観の違い



ところ変われば、婚活の仕方も変わる。日本人の婚活の仕方も、海外の人から見ればギョッとするものの一つだ。

海外の人は日本人に対して、「はっきりとモノを言わず、控えめで礼儀正しい」とイメージを持っているが、婚活をする日本人女性の様子をテレビで見ると、フランス人女性は決まって衝撃を受けるようだ。

日本では婚活というと、パーティーやマッチングサイトなどで、ある程度最初に対象者の条件を絞って相手を探すというやり方が一般的だ。「結婚相手の男性は安定した職業についていて、年収400万円以上の人がいい」とはっきりと口にする女性や、「子どもを産んでほしいから20代の女性がいい」と言って探す男性もいる。

どちらの場合も、出会いの前の段階から「情報を事前に開示し」、「条件を結婚前にはっきり言う」ことが男女間で良しとされている。お見合い結婚の名残もあり、このような「条件をクリアした人と結婚する」という考え方が文化として受け入れられているのが、日本の恋愛&結婚の慣習と言えるだろう。

しかし、これはアムールの国フランス人からすると、ひどく冷たく機械的に感じてしまうようだ。駅から近くて家賃12万円以下の物件がいい!、とまるで物件探しをするかのように結婚相手を探す婚活のやり方に抵抗感を抱くようだ。

特に多くの婚活中の日本人女性が挙げる「収入や職業の条件」は、お金の話をおおっぴらにする下品さに加え、「男性を外で稼いでくる召使い」のように捉え、男性の人権を無視していると思われるのですこぶる評判が悪い。日本人女性の側からすると、お金の心配をしなくていい環境で子どもを育てたいという堅実な願いがあっての「相手の職業&収入条件」なのだが、フランス人からするとこれがとても冷酷で非人間的に映るらしい。

なにしろ、ロマンチックじゃないでしょう、というのがフランス人の考え方だ。



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