18日の明石〜須磨国防神社ツアーは滞りなく無事に完了。
半島危機の噂とネガティブな情報が飛び交ったこの2ヶ月、結局は、2度の米朝2国間対話(5月初めノルウェー会談、5月末にストックホルム会談)にて一旦収束の方向となっています。(ノルウェーもスウェーデンも北朝鮮と国交があるからです。)
日本海の2隻の米国空母も帰還して、北朝鮮もミサイル発射を控えた状況(弾道ミサイル発射は5月29日が最後)。
詰まりはこの問題は2国間で対応出来る内容であるという事です。しかも非公式の民間協議というレベルです。
今一度調べて見たら、北朝鮮と国交樹立している国は世界の164ヶ国、国交のない国は35ヶ国の15%だけでした。
その15%の中で主要な国は日米韓仏サウジアラビアくらいであり、イギリス・ドイツに至っては双方に大使館があり、活発に貿易をしているという事実です。
ネットで簡単に調べられますから確かめて観て下さい。
国交のない国々はアメリカ覇権系の国々だけであり、その他の国々は実務上は対等な立場です。
北朝鮮の豊富なレアメタルやウランなどの鉱物資源と軍需物資などが主な取り扱い商品です。
この7〜8年は、中国とも距離を起き出しており、ロシア、アメリカ、日本を初め世界中の国々とパイプを太くしている状況です。
中でも日本からの莫大な資金と工業技術輸入が継続されており、日本政府の独自制裁は表面的なカモフラージュにさえ想えて来ます。朝鮮総連やパチンコ業界の北朝鮮送金を何故完全に止めないのか?不思議な日本の対応です。
だからと言って、私は北朝鮮を擁護しているわけではありません。むしろ日本政府やアメリカの対応が生ぬるい現状の理由を突き詰めたいだけなのです。
唯一アメリカと単独対話出来る程に力を付けて来た北朝鮮という事実を無視する事は出来ないからです。その政治的力は西方のイスラエルの東版とも言える程に見えなくもありません。
こんな今中の状況ですから、左右のプロパガンダに洗脳されないよう、真ん中で客観的な事実を冷静に見詰めて考える必要があります。
ある意味、日本が北朝鮮を育てて来たと言われても仕方がない程の送金持続の現状なのです。
果たして、憲法九条だけの問題だけなのでしょうか?裏側で日本と北朝鮮がつながっているのではないかと想う程の有り様です。
北朝鮮は本当に日本と敵対しているのか?
アメリカと敵対している事だけは確かですが、そのアメリカさえ強硬手段が取れないのは何故なのか?
まるで、旧日本軍が北朝鮮に陣取ってアメリカと対峙しているようにさえ見えます。
すると、何に対する国防問題なのか?
それは、日本が未だ本当の独立を果たしておらず、米国に従属的な状況に甘んじている現状こそが、周辺国からの危機に晒される理由であるという点です。
国を護り、自分達の国土、家族、文明文化を護るには、真に自立出来なければなりません。
外からの脅威に備えるだけでなく、内側の自立自尊を現実的に打ち立てなければならないのです。
内に甘ければ外にも甘くなるでしょう。
自立自尊の為には、自分達だけで立てる、誰とも正々堂々と対等に主張対話できる、内側の備えと構えが必然であります。
物事を是々非々で正しく識別し、自分で考えた思考の結果を正確に表現して行動しなければなりません。
自分で立つには自分を律する独立力が必要なのです。軍事的な独立の前に精神的な独立です。
それに必要な日々の積み重ねと具体的な行動力が不可欠なのです。
その事を自問自答しながら、米国から自立する。
未だ戦争は終わっていない。北朝鮮にその残影が残っており、それが次第に肥大化しているという状況なのではないか?それも日本の資金と技術援助の継続の下にです。
米国に依存した物質主義や拝金主義から脱出して、真に独立した精神と思考行動が出きる鋳型造りを進めて行く事が大切です。
それらを祈念自己宣言する神社参拝と話し合いを進める神社国防ツアーでありました。
日本の基本軸は135度線。
ここをぶれずに自立を現実化して行く。
危機は外からではなく、内側から起こるのです。
内を確かに固めよ!
それが今中の合言葉であります。
合掌拝霊。
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