聖杯戦争、終結。

関東は明日は大雨。
帰宅時間を梅雨前線だか低気圧だかが直撃するみたいです。
ひどくなる前に、さっさと帰りたいところ。



ようやっと梅雨空っぽくなりそうな6月にはこんなの読んでました。







Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 5巻

7人の魔術師と7騎の英霊が契約し、あらゆる願いを叶えると言われる願望機・聖杯を懸けて戦う殺し合いの儀式「聖杯戦争」―

バーサーカーはライダーの圧倒的な力の前に消滅。
ライダーはアーチャーの最初で最後の宝具によって消滅。
ランサーはマスターの霊薬の力で、無謀にも正面からセイバーを急襲し、消滅。
キャスターとアサシンは沙条愛歌の手に堕ち、ついに敵性サーヴァントは退場した。
いま彼女の瞳に映るは愛するセイバーのみ。
彼女の望みが叶う――

「Fate/stay night」の原型、「Fate/Prototype」の前日譚を描くスピンオフノベル！
稀代のスチーマー・桜井光と、繊細流麗なイラストレーター・中原のコンビによって、人を想う者たちの在り方が綴られる。
満ちゆく聖杯に何を願う。



奈須きのこが綴った「Fate」の原典から8年前を描くスピンオフ小説がこれにて完結。
今まで目立っていなかったセイバーがついに脚光を浴びます。
戦ってきたサーヴァントの想いを受け止め、為すべき事を見定めるセイバー。
カッコいいです。

各サーヴァント視点を交えることにより、鮮明に浮き彫りになりますね。
気になっていたアサシンのその後、キャスターの最後と、余すところなく描き切った良作かと。
全3巻の予定だったんですけどね。
気づいたら5巻、まぁ、愛嬌。



しかしあくまでこれは、原典の過去のお話。
プロトタイプセイバーが活躍し金ぴかがでてくる原典そのものも読んでみたいところ。
そこんとこどうなんでしょ、奈須さん！



奈須さんと言えば、講談社ノベルス「空の境界」の初版本が本棚内で増えている。。。（何



僕は、セイバー。きみを守る ― サーヴァントだ。
GLAY『HEAVY GAUGE』を聴きながら