火曜日はお仕事定時で上がってすぐに名古屋に向かって。
21時からスタートで転職リクルーターのDODAさんと話し込んでました。
企業様の議論をしちゃうと時間が足りないので。
主にどういう業種があるか、家族を養うのに譲れない条件は何かとか色々。
そんな中で「面接でどういう人が次のステップに進むのか」みたいな話になりました。
私の転職は37歳と時期的に遅い2回目の転職になるので。
英語とか、設計CADとか客先交渉に社内調整、現調部品開発などなどの出来る事は多いものの日本の職人気質なこれだけ一筋15年、みたいな経験はないわけで。
15分とか30分の面接でそういうことを武勇伝的に滔々と語ればいいのか、敢えて濁して問われた時に「出来るっちゃ出来ます。後、お客さんから頻繁にではないですが良くやってるとお褒めの言葉頂きますね」なんていう遠まわしな「におわせる」感じの言い方がいいのか、とか。
外資系企業であればボスの知りたいのはお客さんの評価がOKかNGか。ぶっちゃけ仕事くれるのかくれないのか、を極論知りたいので前者的な説明が好まれてる気がします。
〇〇部長は満足していた、接待も上々だった、後はあなたの判断で〇%の値下げさえ承認してくればこのビジネスはWINだ!!
みたいな。勢い大事。
Yes, approve!
Yes, we can!
ボスも気分はオバマ大統領ですよ。
でも私の理解では日本の会議って議論じゃなくて予定調和で落とし所も決まってて皆が皆の顔色を窺ってるイメージです。
リスクがあるけどすげー良いA案。
平々凡々なB案。
安かろう、悪かろうなC案。
分かったワシが責任取ろう、って人は居ないのでなし崩し的にB案に決まって行く的な。
外資系は白か、黒か、を議論してますが、日系企業では濃いグレーか薄いグレーか、みたいな議論をしてる気がします。両極的な大胆な政策は取らない、っちゅーか。
んで。
勝手なイメージで社長室で後ろ手で組んで社員の会議を見つめてる社長は思うわけですよ。
このままじゃいかん。
組織が停滞している。ことなかれ主義だ。
イノベーション(改革)が必要だ、とかなんとか。
そして人事部長を呼んで言うのです。
「この私を打ち倒して次の社長には俺がなってやる、くらいの気概を持った若者が欲しい。頼めるかね?」
「畏まりました」
んで。
DODAには社長さんの言葉が一言一句伝えられるわけで。
DODAも商売だし、お客のオーダーに合わせた人材を紹介するのが顧客の要求に応える、というお仕事なわけで。
そこでおとなしめの草食系男子。おどおどしていて発言力弱そうで、発言のタイミング失って会議で何も話せない、という人は連れて行けなくなるそうです。
1日に何人も転職カウンセリング、面談してると「やべぇ、この人尖ってんな」って人に出会うそうです。
本人も、人事さんも、リクルーターもベストマッチやん、てイメージで面談をするそうです。
どこの会社でも役員、社長面接の前に現場主任さんとか『その人の将来の上司』になるべき人とあって仕事のスキルだとか、お人柄だとかをマッチングみるわけです。
現場主任は思います。
「やべぇ、この人尖ってんな」
お返事がないので次のステップは社長面接ですが選考のご状況如何でしょうか?と問います。
慎重に選考を重ねた結果、現場の雰囲気とそぐわないと判断されました。今後益々のご活躍を祈念いたします。
みたいなメールが来るそうです。
( ゚д゚)
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( ゚д゚ ) ガタッ
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何故なのか、とリクルーターさん言ってました。
今日も社長室では社長さんが後ろ手組んで夕日を眺めながら「私を超える若者は・・・今日も来ない・・・今後日本はどうなっていくのか」とか行く末を案じておられるのだと思います。
ムズカシイデスネ
しょぼーん(´・ω・`)
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