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2017年05月19日10:53

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5/17〜5/18関東百名山・群馬県・鳴神山

カッコソウで有名な、鳴神山を登ってきた。
鳴神山は桐生市北部に位置していて、関東百名山のひとつ。
古くから信仰の山でもあり、春はカッコソウをはじめ、豊富な山野草が見られ、アカヤシオの大群落があり、ピンクの花が目を楽しませてくれます。
カッコソウは、鳴神山だけしか自生しない貴重な花で、サクラソウ科。「勝紅草」と書きます。普通のサクラソウより花が大きく、180万年前から始まった氷河時代を生き延びてきたという
から驚きです。環境省による評価では、「絶滅危惧種・A類」だそうで、なんとか絶滅せずに生息して欲しいものです。「鳴神山を愛する会」がカッコソウの保護に努力してくれています。他に、四国カッコソウがあるようですが、ここのは鳴神山固有種のようです。同じサクラソウ科のクリンソウにも似ていますが、背丈や葉などが違っています。

5/18,朝7:30東京駅前を出発。東北道・太田桐生インターで降り9:00、両毛線桐生駅を通過して、高沢川沿いを走り、登山口のコツナギ橋には10:00到着した。朝東京を出る時は、晴れて
いたが、前線が通過していて、このあたりは雨が降っていたようで、出発は雨具を付けたが、1時間ほどで雨は止んだ。コツナギ沢沿いを登る。
山野草が出迎えてくれて、ヤマブキソウ(黄色の花がヤマブキを思わせることから、この名が
ある)、フタバアオイ(ウマノスズクサ科カンアオイ属で、徳川家野紋どころ三つ葉葵は、この葉を3枚組み合わせたものだという)、フタリシズカ(ヒトリシズカと共に、センリョウ科セン
リョウ属)、それにヒイラギソウ・ユキザサ・ルイヨウボタン・ヒメイワカガミ・ウラシマソ
ウに出会えた。まもなく、カッコソウの群生地にやってきた。去年の今頃は、結構咲いていたそうだが、まだチラホラ咲きでした。それでも色鮮やかな花びらを、カメラに収めることが
できた。椚(くぬぎ)峠には11:15。アカヤシオの群落があり、どれも白いテープが巻き付けられてあって、保護されていた。鹿の食害から守っているそうである。

鳴神山の山頂は、双耳峰で桐生岳と仁田山岳の2つに分かれている。
仁田山岳(西峰)には11:40。神社跡の石垣が残っている。桐生岳△982mには11:50。鳴神山は、カミナリにまつわる山だそうで、別名・雷神山と呼ばれている。山頂には雷神岳神社の祠が
あった。これは、ナルカミ神社と読むそうだ。
360度の展望で、赤城山・筑波山・日光白根山・皇海山などが望める。今日は雲があり、残念
ながら、富士山は望めなかった。下りは、大滝コースをとる。
すぐ下ったところには、カッコソウの群生地があるが、ここのはまだ花が咲いてなかった。
大滝を見て、樹徳高校大滝山荘のある登山口に降りてきた。13:30。車が待っていてくれて、
再び、太田桐生インターから東北道を南下、東京駅前には16:40到着した。

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