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2017年04月26日08:48

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沖縄は夜型社会

そして住宅地と繁華街が密接しているような場所も多く,内地では「深夜徘徊」と受け取られるようなことが,そう問題視されておらず,大人も注意しない等という現実はある。
そういう意味では非行に走りやすい環境は多いとはいえるだろう。しかし実際に非行に走る率が高いかどうかは分からんけど…。住んでみた感覚では,特別に非行に走る率が高いとは思えなかったが。
まぁ俺も,熊本のそれも田舎のほうから移ったばかりの頃はけっこう荒れていると思ったけどね。でもしばらく住んでると,それほどでもないと思うようになったし,一度他の都市部に住んでみると,なおさら特別に荒れているとは思えないようになったな。

そもそも主な生活空間であった那覇〜宜野湾〜沖縄市あたりとかは,当時では熊本市内を除くと,熊本の大概の市町村はダブルスコアで負けるくらいに都会だったし。荒れていると思ったのは,純朴な田舎少年が都会(地方都市)に移り住んで感じたギャップが大きかったように思う。

この記事は,「沖縄で生まれて暮らす、」より前の文を外してしまえば,どこの地域にでもある,非行に走った女性の話と変わらない気がするのだが……。
沖縄はそうなる割合が非常に高いと言いたいのかねぇ。だったらその数字を挙げて欲しいところ。本には書かれているのだろうか?

生活困窮の話にしても,沖縄は平均年収は低いけど物価は安い(地方としてみれば高い気もするが)から,全く生活が出来ないほど困窮しているという人の率は内地と変わらないような気がするし。まぁ正業についていてもそう贅沢は出来ないけど。

離婚率が高いのは確かで,それは数字でも出ていたと思うが,それはひと昔,いやふた昔くらい前までの日本と違い,沖縄は昔から離婚した女性も親戚一同で支えてくれる文化があり,シングルマザーでも生活していける環境があったから離婚しやすかったというのもあると思う。しかもシングルマザー家庭=非行ではないだろうしなぁ。

どうも,これまで興味を持っていなかったことに,沖縄で半キチもとい反基地運動に関わって興味をもったから,沖縄だけが抱える問題として取り上げているだけの気がする。確信犯としてやっているのか,それともホントに沖縄だけのこと思い込んでるのかはわからんけど。

まぁ本に書かれているのは,沖縄だけの問題として書かれているのか,沖縄に関係なくとにかく貧困家庭の少女の話と社会的な問題が書かれているのか分からないけれども,この書評は,書評としては失敗なのではなかろうか。まぁmixi記事になった段階で,だいぶ編集されていて,本誌で読めばまともなのかもしれないけど。



【書評】香山リカ氏が知った沖縄の「現実」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=125&from=diary&id=4544510
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【書評】香山リカ氏が知った沖縄の「現実」 72
2017年04月25日 16:33 NEWSポストセブン
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NEWSポストセブン
【書評】『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』/上間陽子・著/太田出版/1700円+税

【評者】香山リカ(精神科医)

 温暖な気候、きれいな海、おいしい食べ物。誰もが大好きな沖縄だが、一方で「米軍基地の集中」や「全国でワースト1位の年収」など大きな問題を抱えている。本書はそんな沖縄の“夜の顔”を浮き彫りにした衝撃的な一冊だ。

 沖縄で生まれて暮らす、10代から20代の6人の女性が自分の物語を語る。そのほとんどが貧困、親の離婚などで“おとなのいない家庭”で子ども時代をすごし、そこから逃げるように非行グループに入り、彼氏の部屋に身を寄せ、10代で妊娠、出産。そしてお決まりのように彼氏の暴力にさらされてそこからも逃げ、水商売や風俗業に足を踏み入れる。

 その中のひとり、亜矢は中学2年のときに集団レイプされた経験を持つ。当時の恋人や親も事件を知ったが、結局、母親の反対により警察への被害届は出されず、亜矢は親に責められた。本来なら自分を守ってくれるはずの親が、レイプ被害を隠そうとしたのだ。

 どれほど絶望したか想像にかたくないが、亜矢は「開き直りが早い子だから、引きずらないね」と強気に振る舞い、その後も多くの男性と性体験を持つ。聞き手でもある著者は、それは「もう一度同じような場面を再現して、今度こそ、その恐怖に打ち勝とうとして行われる」、レイプ被害者にはよくある自己回復の行動だと解説する。

 まだ少女と言ってもよい若い女性たちから過酷すぎる半生の話を聴き出し、必要なら病院や警察に付き添うなど手を差し伸べ、たまに心理学などを使った解説も加える著者は、教育学を専門とする大学教授である。

 少女たちへのインタビューも調査の一環として始まったようだが、そのかかわり方は親、姉、友人のように濃密だ。著者のその“熱量”が、少女たちに心を開かせ、誰にも話せなかったことを語らせる。それじたいが一種のカウンセリングにもなっている。

 本書を読んで何を感じるかはあなた次第。でも、ここにまぎれもない沖縄の現実、日本の現実がある。ぜひ読んでみてほしい。

※週刊ポスト2017年5月5・12日号
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